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空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) [文庫]

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昨日に続き、クリスマスにちなんだ本をご紹介。


「鷺と雪」で第141回直木賞受賞した、北村 薫の

年齢、性別不詳の覆面作家として、鮮烈なデビューを
飾った、処女作。

大学で日本文学を学ぶ、主人公「私」と落語家春桜亭 円紫が紐解く

「日常の謎」の数々。

5編からなる短編連作の本作は、

人の悪意、醜さなど、を描いた後に

奇跡の最終話、表題作『空飛ぶ馬』へと紡ぐ

物語のラスト、クリスマスの夜、粉雪が主人公に舞う描写に

「人間というのも捨てたものじゃないでしょう」という

 円紫師匠の言葉が響く。

この時期に読み返したくなる一冊です。