山間の信号場で3本の列車が行き違い
1994年9月22日、根室本線 狩勝峠の
広内信号場で3本の列車の行き違い
がありました。
この三つ巴の列車交換、
通常の単線区間の駅では
線路は2線しかなく
広内信号場の一つ手前、
狩勝トンネルを抜けてすぐの
新狩勝信号場は▲2線のみで
2列車しか交換できず
広内信号場の一つ帯広寄りの
西新得信号場もやはり線路は2線▲で
2列車しか交換できない構造です。
それに対して広内信号場は
3本の線路が敷設されていて▲
モーターカーなどが入線して退避するだけの
簡易的な設備ではなく
▲一番左の副本線も出発信号機を
持っており3本の列車が交換出来る
設備を有していました。
(DD51が入線して来た線路は
帯広方面への下り列車専用なので
南千歳方に出発信号機は2本のみです)
交換は最初に右に写る
DD51牽引の貨物1453列車が
下り本線に到着、、、(これは別の日ですが、、、)
そして上り副本線(かな?)に
ニセコエクスプレスを使用した
9044D リゾートEXP北海道が到着しました。
この時点で真ん中の上り本線
の出発信号機は停止現示で▲
中継信号機も停止、、、
やがて上り本線出発信号機に
進行現示が現示され▲連動して
中継信号機も進行に変わると
真ん中の上り本線を
キハ183のスーパーとかちが
通過して行ったのでした。
まだ根室本線にスーパーおおぞらの
キハ283デビュー前の時代でしたが
運転開始に向けて線路の高規格化が
始めっており木の枕木から
コンクリート製のPC枕木への
交換が盛んに行われていた時代でした。
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