懐かしの青函連絡船 船内 | 浜のポッポ屋のブログ

懐かしの青函連絡船 船内

本日もアクセスありがとうございますイーヨーI


青森港、第一岸壁で
出航を待つ十和田丸です。
どんよりとした曇り空からは
時折、雪が舞いおりる早春の桟橋、、、


そんな桟橋にあった
連絡船待合室にはコートを
羽織って防寒対策万全の
乗船客が集まってきます。
連絡船待合室は
荒天の時の欠航などが発生した時に
備えてか、とても奥行きのある
広さがありました。
列車から連絡船への接続は大抵、
20分程度と接続がいいので
待合室には入ることなく
直接乗船していましたが、
廃止前に撮影に行ったときは
ここを拠点に何度も出たり
入ったりしていたので
鉄道公安官の方と仲良く
なってしまったのも
懐かしい思い出です。


▲待合室のすぐ横から乗船できた
 第二乗船口です。
 時は1988年2月、、、
 廃止前の「お別れ乗船」でか
 シーズンオフとは思えない
 混雑ぶりでした。


▲一方、こちらは夏の青森港を
 出航したばかりの遊歩甲板からの
 撮影です。青い海に白く航跡を
 引いて鉄道や飛行機では味わえない
 ゆったりとしたスピードで
 連絡船は函館との間を結んでいました。


出航したばかりの船内では
お弁当の立ち売りが出て
結構、賑わっていました。
が、、、この写真は廃止一ヶ月前!!
普段の2月なら船内はがらがらで
立ち売りの売り子さんが、逆に
売れ残りのお弁当を持って売り歩いて
いたのが現状でした。


▲こちらは2等椅子席です。
 かつてのキハ82の普通席のように
 ノンリクライニングのシートでしたが
 見知らぬ人と膝を付き合わす
 桟敷席を敬遠して!?
 結構、賑わってるように見えますが
 やはりこの写真も廃止一ヶ月前で
 この丁度、1年前の3月に乗船した時、
 この椅子席はガラガラでした。 


やはり人気だったのは2等桟敷席
だったと思いますピグレット
靴を脱いであがるカーペット敷きの
大広間は▲これだけ混んでる時でも
靴を脱げる解放感だけで快適でしたが、
空いている時など足を伸ばして
横になれる最高の空間でした。
そんな青函連絡船の3時間50分の
船旅、、、それが同じくらいの
所要時間で新幹線は青森から
函館ではなく、東京から函館を
結んでしまうんですねぇ~