ザ・ヒロサワ・シティー・レールパークの保存車もいよいよ最後です。
ラストはオハネフ25-12です。
オハネフ25-12ですが、窓下の雨だれが凄いことになってます。
反対側からです。
顔は比較的綺麗です。
側面の形式番号です。
オハネフ25-12は、昭和49年3月22日富士重工製で、新製配置は向町運転所で、関西発着のブルトレで使われていました。
後に、尾久に転属し、北斗星に運用されることから、青函トンネル通過対策(主に、防湿・防火対策)や耐寒・耐雪の強化といった改造が施され、北斗星の運転前には、寝台特急「ゆうづる」で運用されました。
開放B寝台車は、さして目立った改造ではなかったためか、14系から改造された車両を除き、原番のままで番台区分はされませんでした。
車内はこんな感じです。
手前の銀色の取っ手が付いたものは、上段寝台に昇降するための折り畳みの梯子です。
また、奥の通路側窓下には、折り畳み式の椅子がありますが、これを出されると、通路が歩きにくかったりします。
北斗星も末期になると、編成内の個室の割合が増えて、開放B寝台は運用から外れていきました。
これで、終わりますが、全体的に、良い状態は保ちつつも、褪色・雨だれ・錆が目立ってきています。
今のうちに、もう少し保存方法を考えた方が良いと思います。
せっかく北斗星の開放B寝台ということで、過去の画像から再度アップしてみました。
(2017年2月12日「暮さん、北斗星に乗る」から)
さて、保存車両を見終わって、帰路につきますが、調子こいて遠回りしたら、問題発生!、それについては次回の更新で・・・。