前回の橋梁部にほど近い、織笠駅です。
織笠駅前です。階段を上ったところがホームで、右が宮古方、左が釜石方です。
階段下の右手前は、駅待合室の基礎です。
被災区間のうち、陸前山田駅、大槌駅、鵜住居(うのすまい)駅は、復興工事で跡形も無くなっていますから、残っている駅で一番被害が大きい駅です。
待合室の基礎です。その右にも基礎が見えますが、これはトイレの基礎です。
階段からは上れないので、宮古方から・・・、奥が釜石方です。
一応小高い頂上がホームです。
前の画像から上ってきました。ホーム端と思いますが、ぐちゃぐちゃです。
少し、釜石寄りに進みます。奥へ続く細長いコンクリートは、乗降口の石積みで、その右側が線路です。
道床は、ホームを越えてきた津波で、ホームは引き波で流されたのではないかと推測できます。
交換設備無しで1面1線の線路配置です。
階段付近です。階段がコンクリートだったためか流されず、ここだけかろうじて駅のホームと判ります。
ただ、アスファルトの下の土砂が少し流されています。
釜石方のホーム端から、釜石方面を見ます。
奥にレールが見えますが、現状で、織笠駅まで繋ぐと勾配が不自然な気がします。
もしかすると、奥の道床が少し沈下しているかもしれません。
次回は、向こうに見える線路からです。