山田線休止区間 織笠駅 | キマロキさんのブログ

キマロキさんのブログ

 乗り物ネタを中心に、日々の出来事、旅で見たもの、出来事のブログです。

 前回の橋梁部にほど近い、織笠駅です。
 


 織笠駅前です。階段を上ったところがホームで、右が宮古方、左が釜石方です。
 階段下の右手前は、駅待合室の基礎です。
 被災区間のうち、陸前山田駅、大槌駅、鵜住居(うのすまい)駅は、復興工事で跡形も無くなっていますから、残っている駅で一番被害が大きい駅です。
 


 待合室の基礎です。その右にも基礎が見えますが、これはトイレの基礎です。
 


 階段からは上れないので、宮古方から・・・、奥が釜石方です。
 一応小高い頂上がホームです。
 


 前の画像から上ってきました。ホーム端と思いますが、ぐちゃぐちゃです。
 


 少し、釜石寄りに進みます。奥へ続く細長いコンクリートは、乗降口の石積みで、その右側が線路です。
 道床は、ホームを越えてきた津波で、ホームは引き波で流されたのではないかと推測できます。
 交換設備無しで1面1線の線路配置です。
 


 階段付近です。階段がコンクリートだったためか流されず、ここだけかろうじて駅のホームと判ります。
 ただ、アスファルトの下の土砂が少し流されています。
 


 釜石方のホーム端から、釜石方面を見ます。
 奥にレールが見えますが、現状で、織笠駅まで繋ぐと勾配が不自然な気がします。
 もしかすると、奥の道床が少し沈下しているかもしれません。
 次回は、向こうに見える線路からです。