旧熱塩駅…オハフ61 2752 | キマロキさんのブログ

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 うちのとこは現在雪が降っています。駐車場はうっすらと白くなっています。明朝の最低気温が氷点下ですから、間違いなく凍結します。うちの愛車は、少なくとも午前中は、ウヤです。

 さて、いよいよバンクーバー五輪が始まりました。日の丸飛行隊も順調な滑り出しのようです。頑張れッ!ニッポンッ!

 で、話題を変えまして、旧熱塩駅に保存されている、オハフ61 2752です。

 この車輌はもともと、オハフ61 752として、昭和30年11月に、国鉄長野工場でナハフ14012を種車に改造され、秋田運転区(秋アキに配置されました。

 その後、電化が進み電気機関車による牽引になり、客車の暖房を電気暖房化することになり、電暖化改造を受け、現番号+2000番台となり、製造番号が2752となりました。

 晩年は、福島客貨車区(仙フクに配置され、おそらくはこの日中線にも入線していることでしょう。そして、日中線廃止の2ヵ月後の昭和59年6月7日に廃車され、現在の位置に保存されています。

 ちなみに、連番でした2751は、常磐道の谷田部インター近くに放置されていましたが、傷みや落書きがひどく、とある深夜のテレビ番組にて、爆破されました。


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 外観で、画像右が喜多方方になります。屋根があり、定期的に再塗装やメンテナンスをされているので、コンディションは良好です。


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 車掌室側からの別アングルです。本線走れそうな感じです。


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 反対側(駅舎側)には、階段があり、こちらもラッセル車同様に、入室可能です。


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 車内の様子です。60系鋼体化客車の特徴ともいえます、木製の背もたれがローカルムード満点で良い雰囲気です。また、網棚の網も、紐を編んだものが使われています。

 天井中央に配列されている円形蛍光灯には、ベンチレーターが併設されています。45系客車のように扇風機はありません。


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 配管むき出しの車掌室です。デッキの外側に配置されています。


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 別アングルからです。側窓は落とし窓の構造になっています。


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 洗面所も、綺麗に保存されていますが、洗面台には板でカバーがされています。

 久々に保存状態の良い車輌をみました。状態が良いと、また来ようという気持ちになります。このまま良い状態で保存されることを願いたいです。