こちらの続き。




ランチは北新地のお寿司のコースを

予約してくれていた♡


北新地は学生時代バイトしてたとこ。

やる気もなくて時給がいいし楽だからって

ホステスをしてて、



その当時も美味しい物を

食べさせてもらった事はあるはずなのに

全然覚えていない...



目の前の人となんとか

時間をやり過ごそうとしてたし

誰かに見られたら嫌だな、早く帰りたい、

と思いながら過ごした時間は

何もかも取りこぼしてたと思う...



お店の人がこだわって作ってくれた料理が目の前にあるのに、

思考だけがずっとうるさいまま味もちゃんと感じずに、

見た目も、お店の雰囲気も、「何かいい感じ」くらい。



なんなら「いいお店に連れて来て貰えた自分をしてたと思う。つら。笑






今、ちょっとだけ大人になって

とくに会話がなくてもいい相手と

食事をメインで楽しむ事もいいなぁ

って事を感じた。

少し大人になったなって。笑



「食べ物で身体は作られるから」

「ちゃんと人間の身体に沿って作ったらこうなる」



って事を

店長さん?職人さん?が言ってたけど、

素材を知って、感じて、料理っていう形で

表現された物を味わう経験が出来た。



それも言葉でちゃんと話してくれるから

何にこだわってるかも分かるわけで。



最初はこの人すごい自分の事話すなぁ〜

って感じたけど、話してくれずに

味だけだったら「美味しい」って終わってた。



その人の歴史まで知ったから

なるほど〜だからこの味なのね、

みたいな楽しみ方も出来た。



カウンターだからこそ

話をするまでがお仕事なんやろうなぁって

帰りに夫も話してて。



1人の人間の人生と、

その表現を見れた気がして

男性性ってすごい、

人生の話って楽しいって感じた♡








あん肝初めて食べた♡

めっっちゃくちゃおいしかった♡









普段あんま食べないけど

コース全部食べても気持ち悪くならなかった♡













あと、1番感じたのは

2人とも成長したなって事。笑



20歳の時も北新地のステーキに

連れてって貰った事があるけど、

当時はおじさんと行くならまだしも、笑

20歳の男の子と行くのは

街に圧倒されて(働いてんのに)

場違い感を感じて

恥ずかしかったのを覚えてる。笑



その時は背伸びして頑張ってくれて。笑

その時を思ったら2人とも9年歳を取って、

その間に2人のお母さんお父さんになって、

何っっ回も喧嘩していろいろあったけど、



夫の方は親と縁切っちゃってるし、

私も実家が遠いから親頼れないしで、

本当2人だけで頑張ったなぁって。






私は4年前くらい

自分と向き合う事を知った時、

1人で頑張る事をやめた。



1人で頑張る事で

すごいねって言って貰えそうだし、

認められそうだし、

何かしらのメリットがあった。



だから1人で頑張らないといけない出来事もたくさんあったし、

その度にママ友に「すごいね」って言われた。



でもやめる!って決めたら

私を否定する人が離れて、

子供のアレルギーの事でも

信頼しようと思えるお医者さんに出会えて、

夫が仕事のお休みをとってくれるようになって、

確かに背景が変わった。



でも夫とは競ってた。

自分1人がすごいと思ってんじゃねーよ、みたいな、

私の方が大変なんだ、

私が頑張ったんだ、みたいな思いが

ずっとあったと思う。



それは夫も感じてると思ってた。

今の生活は俺のおかげだ、

俺が1人で頑張ったんだ、みたいな。



夫もそう思ってると思ってたから

私も素直に感謝が出来なかった。



でももうその競争、勝ち負けも

自分にしか作用しない事がやっと分かった。



ずっと負け続けてたし。笑

女だからどうやったって負けるし。

そもそもそれが素材だし。笑



私が誰かの下に自分を置く事をやめる。

だから勝とうとする事もやめる。



私は私の人生を頑張った。

夫は夫の人生を頑張った。



「私」の人生に重ねてくれている

「夫」と「子供」がいるだけ。



夫のために私の人生が

犠牲になったんじゃない。



私が私の人生を生きるためにいてくれた人で、

夫がいてくれているおかげで

私が生きれている訳でもない。



実際に金銭的に、とか

見えるものだけをみるとそうなんだけど、



見えない部分も見た上で、

私が私を生きるために必要だった人で、

夫は現実世界で物質的なお金を集める事が

得意な素材だからそう在ってくれている。



私は共感が得意。

わがままを言う事も得意。素材で。



夫はちょっと変で笑かす事が得意で

お金を集める事も得意。



それぞれの人生が重なっているだけで

どっちかの上にどっちかがいるとかじゃない。



夫との戦いに終止符を打つと決めた。

戦いっていっても

戦ってたの私だけなんだけど。笑



私は受け取る器を

もっともっと広げたい。



負けに思えても

もうそれでいい事にする。



まっすぐ願いを放って

ありがとうって受け取るだけ。

簡単に幸せで在っていいんだ。





ローラメルシエのファンデと下地も

ちょうど無くなったから買いに行った♡


ついでに苺のタルトもお願いして

大満足なお誕生日でした♡笑