カレン・ホルナイによれば外化とは自分の中で起きていることをあたかも自分の外で起きているように感じることである。
そしてそれが自分の困難に対して責任があるように思うことである。
自分が自分に怒っているのだが、本人はそれに気がつかない。
そしてあたかも誰かが自分に怒っていると思ってしまう。
あるいは相手をけしからんと感じて、相手に怒る。
自分に対する怒りを相手を通して感じる。

自分が実際の自分に批判的なときに、他人が自分に批判的と感じる。
あるいは自分が他人に批判的になる。
外化はもともと自分が自分に怒っている時に、他人が自分に怒っていると感じたり、怒りを自分から他人に移すことである。
自分が自分に批判的なときに、その[自分が]の方か、[自分に]の方かのどちらかを他人に置き換えてしまう。
自分が自分を許せないときに他人が自分を許さないと思い込んだり、自分が他人を許せない気持ちになる。
なにか悪いことをするときに自分がそれを気にしていると、他人がそれを咎めていると感じることがある。
実は咎めているのは自分自身であって他人ではない。
相手を憶測し過ぎる人はたいてい外化といわれる心理過程を経験している。

外化とは自分が自分に対して感じていることを他人を通して感じることである。
八当たりという言葉がある。これは他人から見て八当たりなのであって、当の本人はまさに当たっている者に腹を立てているのである。
これが外化という心理過程を理解するときの手助けになろう。

また人は自分が満足していなければなかなか人に優しくなれないと言われる。
このことを考えても外化という心理過程は理解できるのではなかろうか。
実際の自分に不満足だと相手に不満になる。
だから相手に優しくなれない。
競争心は悪いこと?良いこと?

競争は相手をけ落とすことではない。

自分の夢に向かって走ること。

「○○ちゃんに勝って」が良くない。