祇園まつり還幸祭
17日、山鉾巡行が行われ、神輿を迎える準備ができました![]()
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その日の5時過ぎから3基の神輿が、八坂神社からお旅に出ました。
3基の神輿は、氏子町内のそれぞれのコースを辿り、8時過ぎから四条のお旅所に。
真ん中の神輿は『中御座』と言い、『スサノオノミコト』の御神体が。
六角形の屋根、中央に鳳凰が止まっています。
神輿が動くときには、その口に稲の束を咥えます。
向かって右側の神輿は『東御座』と言い、『クシナダヒメ』の御神体が。
屋根の形は四角。
向かって左の神輿は『西御座』と言い、8人の子供の神様の御神体が。
屋根の形は八角で、3基の中では一番大きい神輿です。
『スサノオノミコト』は、『天照大神(アマテラスオオミカミ)』の弟ですよ。
『ヤマタノオロチ(大蛇)退治
』をした神様なんです。
ヤマタノオロチを退治して、人身御供の娘を助けました。
その娘が、『クシナダヒメ』、、、彼の奥さんになりました![]()
オロチ退治
の時、娘を櫛(くし)の形に変えて、自分の頭にさして行ったので、『クシナダヒメ』と言うようになりました。(えらいコジツケですな
)
そして、2人の間に8人の子供が生まれたのです。
実は彼には、一つのゴシップがあります。
大蛇退治の後、クシナダヒメを村に残したまま旅を続け、愛人
を作り、、、
その間、奥さんのクシナダヒメは、たいそう寂しい日々を送ったようです
、、、
日本の『英雄、色
を好む』は、これが始まりかも
、、、
その後、彼は猛反省
をして、奥さんの許に帰り、ハッピーエンドになったのです。
さて、話が逸れましたが、24日は還幸祭です。
3基の神輿は、それぞれ、17日とは違うコースを辿り、八坂神社に戻ります。
ここで注目![]()
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最初に出るのは、常に『中御座』ですが、その前に、八坂神社の行列が出ます。
それは、白馬に乗った『駒形稚児』の行列です。
お稚児さんといえば、、、長刀鉾のお稚児さんは、注連縄を切り、神輿を迎える為の露払いパレード(山鉾巡行)の先頭を勤めた、謂わば、神様のお使いです。
しかし、『駒形稚児』は、疫病の神様『午頭大王(ゴズダイオウ)』の御神体を胸に付けていて、神様そのものなのです。
『午頭大王』は疫病の神様で、祀りの為に、京都・久世の『アヤトクニナカ神社』から駆けつけてくださるのです![]()
『スサノオノミコト』と『午頭大王』の2人の神様が揃わなければ、厄病退散のお願いが叶わないからです。
『駒形稚児』の行列と『中御座神輿』は、二条城の南にある『神泉苑』に向かい、そこで疫病退散の祀りをします。
その後、八坂神社に戻るのです。
これでやっと、八坂神社のお勤め(神事)が果たされるのです。
山鉾巡行の長刀鉾のお稚児さんの派手さはありませんが、ぜひ、白馬に乗った『駒形稚児』を見付けてください![]()
可愛いですよ。
詳しくはこちらから、、、http://odakamome.blog52.fc2.com/blog-entry-161.html
と言っても、、、このブログを見てくださる時には、もう済んでいますね、、、多分![]()
ぜひ、来年の祇園まつりに、、、17日の夕方と24日の夕方、、、『中御座神輿』の前に通る、『駒形稚児』の行列と遭遇してくださいね![]()
汗、、たらたら、、、の山鉾巡行
へぇ~そうだったのか、、、と梅雨が明け、今日も、何と言う暑さでしょう![]()
京都の恒例・夏の陣の始まりです![]()
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区役所へ行こうと六角通りを西へ100m
、、、烏丸通りに出たその時![]()
バッタリ、、、ひとつの山に出会いました。
細い六角通りから烏丸通りに出て来たのは、、、うちから一番近い『浄妙山』
烏丸通りを右折して、四条通りに向かうのです。
山鉾は、くじ順に従って、東向きに四条通りに並ばなければなりません。
それぞれが、その時間を見計らって、四条通りに出て行くのです。
もし順番を間違って出てしまったらたら、大変
順番は直せない、、、
山鉾は、追い越し禁止
というか、追い越し無理ですからね![]()
『浄妙山』は、今年は 27番らしい、、、待ち時間、長いわね、、、![]()
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山の真下に車が付いていて、担ぎ手はそれを前に向かって進むのですが、方向転換する時には、肩から高く担ぎあげて、車の向きを変えます。
パラ、、パラ、、と小さな拍手が、、、小さな小さな辻回しです![]()
私は、今の今まで、牛若丸が弁慶の頭の上を飛び越えている
、、、のだと![]()
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一来法師さんは、このままの勇敢な姿で、信号を守り、烏丸通りを南へ、四条通りに向かって行きました![]()
一時間後、、、区役所から大丸へ、、、
四条通りは、思っていたよりギャラリーは少なめ、、、
そりゃぁそうさ、、、
こんな汗だくな日に、あなた、雅にトロトロ進む山鉾を見物したい![]()
辛抱強く見物する皆さんに、表彰状を差し上げたい![]()
と、まあ、、、こんな感じで、、、無事に山鉾巡行が行われたとさ。
私は、33基ある山鉾についてのウンチクは、殆ど知りません。
それぞれに、厭と言うほど沢山の『謂われ』があり、山鉾町の歴史的・文化的なプライドになっているのかしら、、、![]()
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皆さま、お疲れ様でした![]()
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宵山~山鉾巡行
これは、15日の夜・宵々山の四条通り、、、写真を見ているだけで、汗![]()
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京都生まれ、しかも八坂神社の氏子の私は、小さい頃から、この宵山の凄さを実感してきた、、、
正直なところ、地方からのお客様を案内する必要がある時以外、この人ごみの中に入るのを、極力避けてきた。
出来れば、祇園祭りとは縁のない処に居たい、、、と。
ところが、人生とは儘ならないもので、夫となった人の住む所は、まさに祇園祭り・山鉾巡行のエリアのど真ん中だったのだ![]()
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17日・山鉾巡行のコースです。
コースに囲まれた真ん中辺りの★が、私の住居、、、
つまり、<DCVS.227>の在る所。
★が私の居る所、、、図で見るかぎり、京都の街の創りはすばらしい![]()
京都八坂神社・祇園祭は、八坂神社の神事としての祀りと、大観光行事になってしまった山鉾巡行を行う町衆の祭で成り立っています。
『祀り』と『祭り』、、、二つの『まつり』ですね。
17日の夕方 5時すぎから、八坂神社の 3基の神輿がお旅に出ます。
それぞれ、『スサノオノミコト』 『クシナダヒメ』 『八体の子供神』 の御神体の神輿です。
7月1日~31日 の一ヶ月にわたる『祇園マツリ』のヤマ場です。
山鉾巡行が終わると殆どの観光客は帰ってしまいますが、、、それからが祀りの本番です。
厄除け粽
毎年、幾つかの祇園祭の厄除け粽をいただきます。
一番初めにいただいたのを、<DCVS.227>のエントランスに、、、
粽の効き目は1年間、、、去年の粽は『南観音山』、、、八坂神社に納めます。
今日は、山鉾巡行の宵々々やま、、、夕方からは山鉾町の点在する地域は、車両進入禁止の歩行者天国になります。
<DCVS.227>は、その境目にあり、すぐ西の烏丸通り(南⇔北)と東洞院通り(南←)は通行止めになるのです。
数年前から、向かいの居酒屋さんがテントを張り出すようになりました。
コレを、道路不法占拠と呼ばず何と言うのでしょう、、、
こんなテントで、たいした売上も無く、、、ただ、祭り気分で騒ぎたい人達、、、
交通警官は、不法テントを見ても知らん顔
、、、縦割り行政ですから、、、
テントの中では
「ギャハハハー
」の笑い声と、タバコの煙![]()
この辺りは、全面
なんですけどね。
私が強面のオッサン
でないのを悔しく思う瞬間です
オバサンでは、何を言っても恐がられないでしょ![]()
厄除け粽も、役に立たんな![]()
せめてブログに書いてみようか、、、と思っていたら、、、
何だか様子がオカシイ、、、![]()
そういえば、新聞に出てた、、、今年から、露店の取り締まりが厳しくなるって![]()
監視員が見守る中、、、30分後、、、このとおり、、、案外素直な若者達だった。
さて明日からは、本格的に屋台のオンパレード。
今年の宵山は連休と重なり、烏丸通りは人でイッパイになることでしょう![]()
ビー玉ベジタブル
<DCVS.227>の針金細工は、『アビアント・林』さんの作品です。
東京・西荻窪に可愛いショップがあります。
8年前、京都大丸で林さんの実演販売があった時、紹介されました。
それ以来、作品を作ってもらっています。
<DCVS.227>には小さな物だけを、ほんの少しだけ置いています。
ビー玉を使った真ちゅう製のチャームです。
キーホルダー、バッグチャーム、ペンダントトップに![]()
金属板の上に載せて撮ったので、ちょっと冷たい感じの写真になってしまいました![]()
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実際は、やさしくて
きれいなビー玉なんですけど、、、ね![]()











































