元気だった頃は、自分の生きていることの意味とか生きている価値を考えたことがあっただろうか?
いや、ない。
少なくとも、私は、元気だった頃、自分の生きている意味とか価値を考えたりはしていなかった。
それなのに、うつ病になってからというもの、調子が悪くなってくると、どうして、自分の生きていることの意味とか生きている価値を考えて、私には生きている意味がないとか価値がないという風に思ってしまうのだろう?
そして、そこから考えはどんどん飛躍して、「私には生きている価値なんてない。人に迷惑をかけるくらいなら、死んでしまいたい」という風に考えてしまうのだ。
仕事を休職していたり、無職だったりする中で、どんどん、自分が関わる人も極端に少なくなっていく。
八方塞がりのような狭い視野の中で、生きていることの意味や生きている価値はこれだって浮かんでくるはずがない。
でも、そもそも、生きていることの意味や価値は、そんなに重要なことなのだろうか?
確かに、意味や価値があればそれは、とても素敵なことだと思う。
だけど、生きている大部分の人は、そんな哲学のようなこと、普段、考えて生きてなんかいないと思う。
ただ、日々の暮らしの中で、頑張って生きているのだ。
それだけではダメなのだろうか?
うつ病や抑うつ状態にある人は、ある意味、とても繊細で真面目なんだと思う。
生きていることの意味や生きている価値なんて特に考えなくたって、生きているだけで十分意味があり、価値があるのだ。
存在しているだけで意味があり、価値があるのだ。
そのことを私たちは、忘れてはいけないと思う。
生きているだけで、十分頑張っているのだから。
