病気を理解するって、難しいことだと思うから、安易に病気を理解して欲しいとは言えないなぁ~と思っています。

 

うつ病になったばかりの頃の方が、周りに病気のこと、理解してほしいって思いが強かったと思います。

でも、自分自身でさえ、病気のことを理解し、受け入れるのにそれなりの時間がかかるのだから、ましてや他人の病気を理解するなんて難しいことだって思うんですよね。

 

身体疾患でも精神疾患でも、どんな病気でも、実際になってみないとわからないことっていっぱいあります。

実際になったとしても、人によって病気になった経過も違えば、病気になってからの経過も違う。

みんなそれぞれ違うヒストリーがあって、同じ人間なんていないんですよね。

私もうつ病界隈の病気のことは、理解できるけど、じゃあ、全部の精神疾患のことを理解できているかと言ったら、自信ないし、身体疾患の人の悩みとか理解できているかって言ったら自信ない。

元看護師だから、一般の人よりは、病気の知識はあるけど、だからって全部わかるとは言い切れない。

 

そう思うようになったら、病気を理解してもらうことに過剰な期待を持たなくなりました。

そして、良い意味で気持ちが楽になりました。

 

人に多くを求めてはいけないけれど、経験したことがないからわからないと開き直るのではなく、相手のことを理解しようとすることや思いやりを持つことは必要だし、そういう気持ちを大切にしたいって思っています。

人間関係には、相手を理解しようとする心、思いやれる心が必要だし、大切だと思います。

 

 

それから、マスコミ、メディアには、正確で偏見や差別のない情報を流して欲しい。

メディアによって、偏見や差別、誤解が助長されることってあると思うんですよね。

例えば、精神疾患患者=犯罪予備軍みたいなとらわれ方。

 

実際に精神疾患患者や通院歴がある人の犯罪率なんて、すごく少ないのに。

むしろ精神疾患がない人の犯罪の方が遥かに多いのに。

精神疾患患者=犯罪を起こしやすいというのは、メディアに植え付けられたイメージの問題だと思う。

これに関しては、腹立たしく思うし、非常に残念なことです。