私は、うつ病になって、初めて心療内科に通ってから、15年近く経ちます。

うつ病になったことは、今でも決して、良かったとは思えませんが、それでも、うつ病になって、色々経験したり、考えられたりしたことは良かったと思っています。

なので、うつ病になってからの15年近くの人生、納得しています。

そして、うつ病になる前の私の人生も納得しています。

 

今、色々な性格気質など言われるようになってきていて、育った環境を考えれば、私は、アダルトチルドレン気味かも?と思うし、性格はHSP気味かも?と思うところはありますが、でも、自分では、そんなに困っていないので、そうでもないのかも?気にしないでおこうって思ったりしています。

両親が幼少時に離婚して、祖母と父に私は育てられました。

父は、仕事仕事の毎日でした。

なので、祖母に育てられたといっても過言ではありませんが、祖母は、普段は、とても優しかったけど、大正生まれで、しつけに厳しい人でした。

そして、世間体をとても気にする人でした。

しかも、とても気丈で、気が強いところのある祖母でした。

自分は、勉強がしたかったのに、女に学問はいらないと、女学校に行かせてもらえなかったと祖母は言っていて、私には、良い学校、良い職業に就いて欲しいと常々言っていました。

そして、父もわりと勉強にはうるさかったです。

 

父も私には優しかったけど、父と祖母は親子喧嘩をよくしていて、私は、それを仲裁することがしょっちゅうあったし、私は、祖母や父、周りの大人の顔色をうかがうような子供で、いつも良い子でなくてはいけないって思って頑張っていました。

 

・・・とここまでは、アダルトチルドレンにありがちな子ども時代を送っていたと言えるし、私はアダルトチルドレン?って思うのですが。

私は、なかなかの負けず嫌いで、芯のすごく強いところがあったので、祖母や父の言いなりにはならず、自分の行きたい高校に進学し、部活を精一杯楽しみ、頑張る3年間でした。

そして、自分がなりたい看護師になるために看護学校に進学して、看護師になるという一面もありました。

こう、肝心な時の自己主張ができてしまうと、アダルトチルドレンではないかも?

(アダルトチルドレンのことは追及しないでおこう・・・。)

 

そして、看護学校で親元を離れてからは、すごく自由になったって思いました。

看護師になってからも、ずっと1人暮らしだったので、祖母と同居していた父よりずっと、私の方が、経済観念はしっかりしていたと思うし、自立もしていたと思います。←これは自信ある。

看護学生時代は、とにかく実習とか大変だったし、看護師になってからも大変で、くじけそうになること満載で、実際にくじけることもありましたが、それでも、看護師という仕事が大好きでした。

看護師の仕事をしながら、趣味もいっぱい楽しんでいました。

あの頃の、うつになる前の元気だった頃の自分が、とても輝いて見えるし、愛おしく思います。

 

でも、うつ病になってからの自分も自分なのです。

自分のことが大嫌いになったり、消えてしまいたい、死にたいって思ったりすることもあったし、今も現在進行形です。

うつになって良かっただなんて絶対思わない。

うつにならないで済むのなら、なりたくなかったです。

 

だけど、うつになって、人の痛みが元気だった頃よりもわかるようになったし、うつの大変さもわかるようになりました。

人の冷たさも見たけど、人の温かさ、優しさもいっぱい感じることができました。

それまでよりも、患者さんの気持ちに寄り添える看護師でありたいって強く思うようになった。

それは、うつになって色々学んだからだと思います。

だから、うつになって、最悪なことがいっぱいだけど、最悪ばかりじゃないとも思います。

 

せっかく好きな看護師になったのに、看護師を続けられなくなって、無職になって、自分の貯えも失って、ボロボロですけど、落ちるところまで落ちたので、今は、前を向くことができています。

また、いつ落ちるかわからないし、まだまだ最悪なことがあるかもしれないけど、私は、自分の人生に責任を持って生きていきたいし、生きていきます。

 

病気でも病気でなくても、自分の人生に責任を持つことは大切だと思います。

父のこととか祖母の死とか色々なことがあって、うつになったけど、なってしまったものは、もう仕方ないので、受け入れて、自分の人生をこれからも生きようと思います。