「夜中の水銀灯を消して欲しいんですよ~」
という会社への苦情電話。
…あぁ、私が隣のパチンコ屋に思っていることと同じだ。
でも苦情をよこした人はそういうわけでもなく。
見に行くと一目瞭然。
そこだけ青い田んぼの持ち主さんだそうで。
…そうは言ってももう水銀灯がついてから数年が経過しているのだし、そういうものなのかな~?
今まではそうでなくても、今年は天気も悪かったし、顕著に症状が出たのかもしれない。
もうそろそろ稲刈りの季節なのに、かわいそうだな。
でも、会社の対応は思ったより辛辣なものでした。
「そんなことあるわけない」
「水銀灯から有害物質が出るなんてことあるわけない」
「今年の天気が悪いだけなのに会社のせいにしようとしている」
「その程度米になんか影響あるわけないのに」
…あれ?
…そう、思うの?
ひどくね?
と、ひとりで思ってたんですが。
あぁ、うちの会社の上層部って、要するに親会社の都会の人たちで、「そんなこと」本当に知らなかったようです。
「植物は夜中光あてちゃダメなんだぜ」
と、会社のおじさんたちの当たり前の発言を聞くまでは。
本当に、「は?」って顔をしていたのが印象的でした。
そんでネットで稲の育成と水銀灯の資料を調べてたけど。
…そんなこと、調べないと気付かないものなの?
私だってそんなこと誰かに教えてもらったわけじゃないけど、だって、普通に考えて、夜中も昼間も明るいところでまともに育つと思えないじゃん。
「そんな話聞いたことないよ」
って、凄い偉そうに、私たち田舎モノを見下すんだけど。
「じゃ、植物はいつ寝るの?」
と、軽くおじさんに切り替えされて、言葉に困っていたようだけど。
…多分、本当に、考えたことないんだろうな。
結局水銀灯は消されることになったんですが。
「絶対米に影響なんかでないよ」
と、なかなか引き下がらない上層部は凄い納得いってないようで。
考えたことないんだろうな。
私は自分の家の田んぼが水銀灯の下で青くなってたら、凄くイヤだ。
それは自分が今年食べるお米だし、旨いまずい関係なく、稲は健康に育てたいと思う。
そういうことを考えたとき、その田んぼの持ち主の人にとても「関係ないだろ」なんてことは言えない。
お米が食べられるということを、なんとも思ってないんだろうな。
今時の子供は、なんてことをいうより先に、もっと自分のことから考えないと。いい大人が。