街を夕日が染めていく


未来と今が空のように交じりあう


過去と今が合わせ鏡のように重なりあう


ゆっくり


ゆっくりと


記憶の扉を開く


「いつかの楽園」から追放されてたどり着いた「虹の中の国」


今も音が聞こえるけれど


また、何も音が聞こえなくなっていく時がくる


一人歩く場所


ずっと、何も聞こえない


聞こえないまま歩いている


もしかしたらいつの時代もそおやって……


何を求めてここにきたのか

何を見たくて歩くのか


この街は今も変わらぬ時間を刻んでいる


時を重ねる毎に


変わりたいけど変われない

変えたいけれど変えれない

欲しいけど見つけれない


見つけても怖い


そんなことをぐるぐる、ぐるぐる


ずっと繰り返している


振り替えると結局また何も…………


満足とか刹那とか


そんな言葉じゃなくて未来、過去、今、瞬間でもない


結局、足りない何かが何なのかはわからなかった


ずっと今でも質問の答えは空白のまま


忘れた記憶


閉じた扉


無くした地図


どこかの踏み切り


遠い空に響く声


何も…………………………

心は鼓動で満たされて


魂と向き合う場所を与えられて


時間は無限にある


けれど


何をずっと、その答えのままに導き出せないのか


時の中でパズルのように組み立てていく中で「何か」が今だにずっと足りない


組み立てられないまま


完成しているのに何かが足りない


形があるのに


動いているのに


鼓動があるのに


ずっと足りない


これが若さの時の感覚なら早く過ぎ去ればいいのにと思う


もしかしたら、これが僕だとしたら


ずっと答えがかすれている



























































僕の知らない答えを誰が知っていると言うのだろう


僕の答えを僕がわからないままなのはなぜだろう


僕がわからないのなら誰ならわかるのか


未来の僕だろうか


過去か


今か


僕自身でも誰でも誰か


僕がずっと探している答えを教えてほしい


ずっと何を探しているのかを


この感覚に似た意味と今を











































明日がゆっくりと僕に近寄りまたゆっくりと通り過ぎて何もかも


僕の答えの世界


呼び起こす記憶


ずっと消えない時間の止まった部屋


ガラスで囲まれた道


始まりと終わりを繋ぐ印


置かれた椅子


形があるけどないもの


何度も消された言葉


意味を求める場所


少ない時間と世界の幅


残っていない未来


わかるはずのない答え


時間は少しずつ削られて


削られても変わらない


変えれない


星と星がめぐりあう時、あの時代に


帰る心、進む心、迷う心


ためらいがあるから求めるのか、求めるからためらうのか


この世の果てにあるかもわからない時の扉


未来、過去を今に重ねる扉の向こう


何もなく、時を削る


繋がるのか、それとも


ずっと繋がると信じ、もしかしたら今までずっと進んできた


ホントは何もいらない


繋げたかっただけ


今に繋がる時に


今、アツイ鼓動、存在する意味、未来へと続く道の途中


手にあるからこそ、ずっとあの頃から欲しかったものを今手にしたいと感じる


いつもすぐそばまで近づいているのに後少し


ホントに後もう一歩


一歩のとこまできた


必要なものは揃っている


あとは………一つ


あの日の選択に「もしも」が存在してたとしても


結果が今と変わらないのならどうするのだろう


どれほど道が別れても同じ場所に着くとしたら


フラッシュバックがある意味と選択の先の同じ答え


導きだす数式が違っても答えが同じなら


少し僕は何もかもに焦っているんだと思う


結果が出てこないことに


次のスタート地点が出てこないこと


そして何も始まらないことに一番焦っている


思い出の日々が今は凄く昔のように遠く感じる


「この場所」が何度目かの広大な青空に世界の扉を開く時、広い景色に今を移す


時が流れて変わるもの、変わらぬもの


世界の変わらぬ夢の途中


何かにいつも呼ばれているように旅してる


何かに誘われるように時間が記憶を巻き戻す


気が付けば


時代は動く


君が今、残していった未来を誰かがまた運んでいく


めぐりゆく時の中で


時間と時間の狭間


場所と場所の狭間


人と人の狭間


時代と時代の狭間


時を超え、今も今でも、いつまでも聞こえる時代の音がある


時代が更新されていく未来


忘れた記憶、それが未来の鍵へと続いていく

























































「いつか」に見た「絶望の未来」の一片


時を経てまた現れる新たな「絶望の未来」


繋げる先が異なる世界へ進んでいく時


空から崩れさるように未来が消える


意味と未来を失ったのち、満たされなかった魂


僕は燃やしたアツき鼓動が真っ白な灰になることなく


魂から「何か」だけを溢れ返していく


そうなることを望み


また抗う


昇華される未来は限りがあり


その先もまた然り


闘いと忘却の果て


魂はさ迷い続け


世界は本当の終わりへと









































































だから忘却の果てに向かうため、僕は未来へと


残し託すもの全てを渡していく、その命と魂をかけて

己が消える時のために


それが「絶望の未来」の一片に抗うこと
めぐりあうあの日


流れ過ぎていった時間


今、繰り返される日々


何のためらいもない日々


少しずつ景色と世界が重なり始める


異なる世界と世界が少しずつその距離を縮めていく


いつかの世界から続く場所


答えを導き出す場所


あの日に何が始まり、何を失い、何を求め、何のために生きていたのかを


それがこの世界に出された意味と答え


深い世界の終わりに導かれ


答えのための答に触れようとする場所


探すために歩き


何かを求めて無くし


代わりに手に入れた別の世界が見えていた


嘘偽りなく心を見るならば


それはどこでもなく今


この場所に意味も明日もない、あるのは答えのための答があるだけ


幾つもの道が無数に広がる世界で何かに導かれ


何かが僕にしがみついた


そして僕はそれを掴んだ


大きな痛みと共に


それと引き換えに今と答えを手にいれた


心に何かを灯して


あの日に見失った何かを離さないように共にかざそうとしてる


双極の心の鼓動、似て非なる心の灯火


2つ重ねてあの日の景色、ずっと止まったままの


あの日の僕の心を突き動かしたい


ずっとモノクロの世界で止まったままの自分を打ち破りたい


さめた心は隠せても


胸のうち奥底生き続ける叫びが消えない


叫びが今か今かと叫び始めるのを待っている


叫びとアツイ鼓動が生まれるのを待っている


アツく生きることに


がむしゃらに生きることに

まっすぐ生きることに


何もかも振り切って生きていた、今もそれを求め


最後のカケラ、そのピース


心に灯した時


生きる音が響き始める


何もかもに強く響き始める


ただひとつの景色に向かって、ただそれだけ


フラッシュバックする似て非なる日々


何かが失われるたび


何かが強く響きだす


冷たい雨にうたれるたびに


感情が叫び始める


これが何を意味するのか


ずっとこの時を待っていたのかもしれない


似て非なるフラッシュバックの果てで


少しずつ時間が重なりあう

よみがえる感情はいつまでも果てしなく


よみがえる感情はどこまでも広く


よみがえる感情は誰にでもも全てに


何もかもよみがえっていく僕、魂が震えだす


時の鼓動に魂が重なる