注文していたベルトが届いた。
S510Pの方はファンベルトとエアコンベルトが別なので2本、ZN6用は1本のみ。すでに午後2時を過ぎているので、取り敢えず今日は作業が楽な自家用車の方を換えることにしよう。
ところで今回購入したVリブドベルトは、全てDJ(ドライブジョイ)ブランドのもので、トヨタモビリティパーツ(株)、すなわち旧トヨタ部品共販の製品だ。
手始めにまずオルタネーターとコンプレッサーのプーリーを覆うカバーを外す。それぞれ10mmのボルト2個で留められているのだけれど、コンプレッサーの方には配線も付いているので完全に撤去できない。取り敢えずS字フックで作業の邪魔にならないように固定しておく。
純正のエンジンルームだとレゾネーターがあるのでインテークごと外して作業スペースを確保する必要があるのだけれど、ウチのクルマはすでにレゾネーターをポイしちゃったのでエアクリーナーボックスがあっても作業に支障はなさそう。
で、テンショナープーリーのボルト(14mm)にスピンナをかけて右にギュッと回すとファンベルトが緩むので、右側のアイドラープーリーのところからベルトを外せば簡単にベルトを取り去ることができる。
新しいベルトを外したときと反対の要領で掛けていく。ベルトの配置が分からなくなりそうなら外す前に写メを撮っておけばよい。ベルトをほぼ掛けたら、再びテンショナープーリーを緩めて、先ほど外したアイドラープーリーのところを戻して終了だ。それぞれのプーリーにちゃんとベルトが掛かっているか手で触って確認する。問題がなければエンジンをかけて最終チェック。
トヨタ86に限って言うと、最初から装着されていたファンベルトは三ツ星ベルト(株)のもので、これは今回購入したDJブランドにも採用されている商品だ。交換したのはバンドー化学(株)だけれど、この二社が純正品として採用されているようだ。でも、新旧のベルトを比べてみるとVリブの形状がちょっと違う。それでも両社が採用されているのだから何ら問題はないのだろう。
取り外したベルトを点検してみたけれど、特にヒビもなく明らかな劣化も見当たらなかった。それでもさすがに9年を経ているので交換は妥当だったろう。事故は起きてしまったら失敗なのだから。
カバーを戻して再びエンジンをかける。新しいベルトに架け替えた直後なので若干音が大きいけれど、ベルトの動きに問題はないようだ。もう少し馴染むまで全開は控えておこう。
明日はS510Pのほうだ。こちらはまずジャッキアップから始めなきゃ。