新しい営業車が納車になるのは11月中旬らしい。そう、雪がちらつくころだ。前の冬に買ったスタッドレスタイヤは、シーズン中ついに履くことなく新品のまま。当然のことながら、この冬タイヤは今シーズン新車が履くことになるのだけれど、一つ問題がある。このスタッドレスにはさらに前のシーズンに購入したタイヤに付いていたホイールが組み付けてある。ちょっとややこしいが、とにかくこのホイールが駄目なヤツで、見た目は純正のテッチンに酷似しているが、まず中央の穴径が微妙に大きくて純正のセンターキャップが付けられない。そして異様に錆びる。新品時には同様に見えた表面の仕上げも錆が出てくるとブクブク浮き上がってて質の低さを露呈した。そう、C国製なのだ。鉄の材質が違うのだろうが、こういうところが日本製、延いてはメーカー純正が一番良いという所以だ。テッチンなんてどれも同じだろうなどと思ってはいけない。同じ日本製でもメーカーの純正品と社外製品では厚さがまるで違う。当然、強度も段違いだ。それにC国製は外見を真似るのが上手いが、どこかアバウトで穴の直径が数ミリ違っていたりするが、どうしても模倣できないのが材質だ。だから倍も古い日本製のテッチンよりも劣化が早い。我が国は安全性や環境面で規制が厳しく、それゆえ製造する企業は一層の努力を強いられる。どこぞの国のようにたかだか2、30年の急激な発展では乗り越えられない大きな壁があるのだ。
そこでこのダメダメホイールを現在履いているサマータイヤのホイールと組み替えるのだけれど、一般的な組み替えの場合、車からタイヤを外し、さらに外したタイヤからホイールを抜いて新しいタイヤに付け、最後に車に取り付ける。これだけで1本当たり¥2,000~4,000、4本なら¥8,000~16,000というわけだ。ところが、取り付けるタイヤにも古いホイールが付いていて、しかもこのホイールを古い夏タイヤに組み替える作業が増えるので、さらに倍の工賃¥16,000~32,000になる。この価格はGoogleのAIが言っていたので本当のところは知らないが、まあそんなものだろう。この作業の良い点と言えば取り敢えず廃タイヤが出ないことくらいだ。
人ごとのように書いているが、それもそのはず、端から業者に任せるつもりもなく自分でやるのだ。
昨シーズン散々やったタイヤの組み替え。そのお陰でスキルも上がり、こんな面倒くさい作業もそれほど苦にならない(かも)。三種の神器(タイヤレバー3本、車載のパンタジャッキ、荷締めバンド)があればちっとも怖くない(かも)。
週後半から週末に掛けて延べ3日間に渡って組み替えを行い(組み替え中は営業車にさらに古いタイヤを履かせていた)何とか終了した。「無事に」と言いたいところだが、右肩と右足の膝が異様に痛い。タイヤ交換はもういいや。
ふと、ガレージ前のコンクリートに目をやると、今年もやって来た彼が「ご苦労さま、いい仕事をしたね」と健闘を讃えてくれた。
[追記]
「三種の神器」なんて書いたが、一番大事なヤツを忘れていた。マキタのMP181DZ、これがなければ話になりません。






