ZN6の車検が8/31に決まった。前日の夕刻にクルマを持ち込んで翌日車検整備、翌々日にクルマを引き取りに行くという流れだ。
今回の車検は、8/1から検査方法が一部変更になっていたり、大幅に足周りを変更して以後の車検だったりでちょっとドキドキだ。尤もすでに1、2か月前からちょこちょこ点検していたのだけれど、先代の営業車のように、車検本番でバックランプが点かずに一度クルマを引き下げたなんてこともある。「念には念を」だ。
ブレーキ周りはすでに点検していて、パッドやブレーキシューの残量、キャリパーのシール類、はたまたローターのクラックに至るまで確認済みだ。だが万が一のことを考えて、ENDLESSのリペアキットを用意することにした。
ネットで調べるとフロント用が¥3,740、リア用が¥2,200(それぞれ税込み)だそうだ。えっ? たかだか「輪ゴム(本当は輪ゴムではない)」がこんなにするの? メーカーのオンラインショップでは商品は定価で送料が¥900も掛かる。こんなシケた商品(いやいや立派なパーツです)、メール便じゃないの? さらに他を見ると、商品が5%引きだけど送料が¥1,840もしたりで…。かなり悩んだ挙げ句にブレーキ一式を購入したHIRANO TIREで購入することにした。純正品を社外に交換するということはこういうことなのだ。しかしながら、車検当日にキャリパーのシールが破れてフルードが漏れていたらこの部品は簡単に手に入らないので致し方ない。
不安要素はまだある。今回から検査方法が変更になった灯火類だ。これまでに車高調を入れて光軸が下がってしまったレベライザーを社外品に交換したり、LEDに換えたフォグの純正バルブを予備としてクルマに積んでおいたりと、正に念には念をだ。あ、そうそう、スピンターンノブに換装したサイドブレーキにわざわざバネを戻したりもした。
さらには、急遽クルマを引き下げた場合にいつでもジャッキアップできるように、千切れてしまったリジットラックの当てゴムも新調したのだった。
で、いざ車検に臨むと、これがあっさり終わってしまった。予備車検の後に連絡が来て、「いやあ、綺麗なクルマですねー。特に何もないのでこのまま本車検に入ります」と。
当然のことながら整備代は基本料金のみ。あとは後日送られてくる車検ステッカーと小さくなった車検証を待つだけ。
良かった、良かった。それにしてもあれは一体何だったんだ?