メインPC上でWindows Sandboxが使えなくなった。どうも7月のWindows Updateが原因のようなのだけれど、サブの方は同じアップデートを入れてもWindows Sandboxが走るのでちょっと厄介だ。もちろん両者の環境やインストールしているアプリも違うのでこういうこともあるのだろうが、当該アプリはもちろん、Hyper-Vや関連する機能やサービスを再起動しても改善されず、常に同じエラーメッセージを吐いて終了する。

 

 

 ネットでググっても同様の方策しか得られないので、Windows Hubを経由してついにMicrosoftのサポートにチャットで相談してみた。平生、PCや家電はたまたクルマに至るまで対人サポートに泣きを入れることはまずないのだが、今回はさすがに打つ手がなくなったので「物は試し」にサポートに縋ってみたのだった。

 

 今更だけれど、Windows Sandboxはとても便利な機能だ。Windows11 Homeではサポートされていない内部機能なのだけれど、システム本体と切り離された仮想空間上でアプリを実行できる。例えば怪しい添付ファイルやどう考えても危ないサイトなどを開いてウィルスに感染してもSandboxを終了してしまえばシステムに影響が及ばない。言ってみれば非常に優秀な爆発物処理班みたいなもので実に頼もしい。だから、これが使えないのはとても困る。

 

 で、MicrosoftのLive Chatに登場したSherwinという謎のオペレターの指示に従っていくつか問答を行った後、何と! クイックアシストまでインストールしてリモートでPCを弄くり回された(これまでだったら絶対にこんなことはさせない)挙げ句、やっぱり直らないのだった。まあ、リモートの様子を眺めていたら、これまでに自分がやったのと同じようなことをしていたので駄目だろうとは思ったんだけどね。

 お疲れさま、Sherwin。