仕事で網走へ。札幌出発時は北見が着地だったのだけれど、道央道を走行中に荷主から連絡があり行き先がJR網走駅に変更になった。目的地へは15:00前に到着したものの、拠ん所ない事情によりそのまま4時間も留め置かれた。まあ、よくあるんだよね、こういうこと。

 

 待機中はすることもないので、駅周辺を見学したり給油したり。あ、そうそう、すき家で牛丼も食べた。

 平日とはいえ網走駅はJRを利用する人も少なくて、学生と観光客がほんのわずか。駅前の「『幸せの黄色いハンカチ』撮影地」の碑が何だか淋しい。

 

 

 列車の本数も少ないので必然的に駅構内も閑散としている。たまに留辺蘂行きや釧路行きの普通列車が入ってくる。

 

 

 擦った揉んだの末、網走を離れたのは19:00過ぎ。しかも、一旦北見へ寄ることになり、帰路についた頃には日が暮れて辺りは真っ暗。往きで通った旭川紋別道は夜間通行止めになるとのことで、復路はあまり気の進まない石北峠経由に。

 石北峠には碌な思い出がない。11月の夕刻に急遽北見へ行く羽目になり、帰路夜中の峠越えで雪が降り始めて夏タイヤで死にかけたとか、真冬の1月に層雲峡の手前のそれは長い下りで数頭のシカが道路の真ん中で座っていてあわや衝突寸前とか、そんなことばかり。だから冬は当然のこと、もう5年以上も通っていない。今回、前述の通行止めもそうだけれど、久々に新鮮な気持ちで行ってみようかくらいのノリで国道39号を走ってみたのだった。そしたら、ああ、やっぱりね。