実際に使ってみると言わずもがな便利なインパクトレンチ。でも、すでに持っているインパクト用のソケットはKo-ken(山下工業研究所)のホイールソケットだけ。

 

 

 17、19、21mmは、足回りやクロスメンバー辺りで定番のボルトナットサイズ。無論ホイールソケットでも代用できるけれど、小回りが利くスタンダードサイズも必要だ。インパクトソケットは、リン酸被膜処理といって独特な触感のマットな黒のヤツが多いのだけれど、TONEは無電解メッキを施したシャンパンゴールドの製品を出していて価格もリーズナブルだ。今回はこれを3サイズと、ついでに3/8sqの変換アダプタを買ってみた。

 

 

 サスペンションとナックルやロアアーム、スタビリンクなんかを繋ぐボルトはかなりの高トルクで締まっているので、この辺のソケットがあれば十分だろう。あとは22、24、27mmがあれば良いが、ごく限られた場所なので実際に必要に迫られたときでいい。自分としてはこれらのサイズよりもリアのハブに使われているロックナットを緩める方が先だと思っているので、そのうち32mmを購入するつもりだが。それよりも3分への変換アダプタは必要だったか? 3/8sqの角ドライブでインパクトを必要とするのはせいぜい14mmくらいだろうが、このサイズのボルトナットを緩めるのに難儀した覚えがないのだけれど。

 

 

 

 

 それにしてもインパクトの威力は凄まじい。試しに営業車のホイールの締結をしてみたところ、せっかくの綺麗なメッキが剥がれてしまった。

 

 

 角ドライブ側を見ると、角の頂点の左右に正回転と逆回転によるメッキの捲れができているのが分かる。メッキが剥がれても本体には影響がないので構わないが買ったばかりなのでちょっと悲しい。