玄関のリフォームも終盤を迎え、あとは照明器具と棚受けの到着待ちだ。どちらもすでに発送されているのでやがて届くはずなのだけれど、その間することもないので、ご褒美のインパクトレンチの試用を兼ねてZN6の下周り点検でもしようじゃないか。
タイヤの脱着なんてスピンナ(ブレーカーバー)があれば十分でわざわざインパクトを出すまでもないけれど、やっぱりあれば楽チンだ。とりわけフロントタイヤは、うっかり先にジャッキアップしてしまうとタイヤが空転してホイールナットを緩めることができない。誰かにブレーキを踏んでもらうかローターのスリットにドライバーを噛ませるかしてホイールが回らないようにすることもできるけれど、安全面や保守の点でお勧めできない。だからそんな折にはリジットラックを外してジャッキを下ろしてやり直しだ。でも、インパクトだとタイヤが浮いた状態でもナットを緩めることができるので超便利。
その昔、GSなんかでタイヤ交換するとインパクト(といってもエアインパクトレンチ)を使うせいか、あとでナットを緩めるのに閉口した。ひどいときにはホイールナットが割れたりすることもあった。尤もトルク管理なんて考えのなかった時代だ。今や最先端のインパクトは多彩なモードを搭載しているので締め過ぎることがない。マキタのTW300DRGXは、4段階の打撃力に加えて4段階の動作モードがある。自分のお気に入りは、締緩後に即停止するモード1。まさに文明の利器だ。
せっかくフロントを上げたので下周りをチェック。今年車検なのでオイル漏れやブーツ類の破損がないか点検する。一通り見て車検に引っかかるようなトラブルはないが、左のスタビリンクのアッパー側のブーツにグリースが滲み出ていた。ちいさなブーツだけれど近いうちに交換しなきゃ。
出動してから千歳へ行って来た程度だが下周りが汚れていたのでアンダーパネルを外してシャシー共々洗車する。
パネルの内側には昨年入ったらしいトンボとジガバチの死骸があった。巻き込んじゃってごめんね。