いつになく至極まともなタイトルの通り、購入後70,000km近くなっても未交換のミッションオイルとA/Eを交換することに。

 ウクライナーロシア戦争の余波に長引く円安に相まって油脂類の高騰が凄まじい。前にも書いたけれどとりわけギヤオイルの値上がりが激しい。かれこれ愛用してきたT社のヤツなんか5年前の価格の2倍に届きそうな勢いだ。例によってサイトを物色して一番お手頃だったのが何と日産の純正ミッションオイル。

 

 

 

 営業車のM/Tはトランスファーと兼用なのだけれどほぼシングルグレードといってもいい75Wー80だ。今回購入したのは75W-85だけれど、価格からいっても基油は鉱物油だろう。でも同じGL-4規格だしどうせ5~60,000kmで換えるからいいよねって乗りでこれに。最安だったのはMonotaROで、ここは税抜で¥3,500以上買えば送料無料なので、この際だからオイルエレメントにパーツクリーナー、ミッションとデフのパッキン(しかもZN6のも)やドレンプラグなんかも併せて購入したら、何と4回に分けて送ってきた。驚いたことに、そのうちの一つは¥198のドレンプラグ1個をご丁寧に段ボール梱包して送ってきた。こんなんで元が取れるの?

 

 さて、肝心のミッションオイルの交換になるけれど、標準のトラックならそのままで助手席側からアクセスできるところ、冷凍車はコンデンサユニットが邪魔になるため左の前後輪にスロープをあてがう。

 

 

 車の下に潜ったら例によってミッションのフィラープラグが緩むことを確認して、

 

 

ドレンプラグを緩めてミッションオイルを抜く。

 

 

 エンジンやデフに比べると負荷が小さいためかオイルはそれほど汚れていないようだ。

 

 

 それでも排出したオイルにはマーブル状の模様が見えるし、ドレンプラグには鉄粉がご覧の通り。

 

 

 まあ、新車から乗り出して初めてのオイル交換なのでこんなものだろう。そしてここで登場するのがやはりこれ。

 

 

 

 

 ダブルアクションオイルサクションガンは本当に便利。1Lのオイルを注入するのにピストンを3往復、2Lのオイルもあっという間にミッションに吸い込まれる。でも一つ気を付けなければならないのは、このサクションガンはホースが固いのでオイル缶がひっくり返らないように注意する必要がある(実は今回も一度倒しているが、ホースが入っているのでオイルはほとんどこぼれていない)のだ。

 

 日が高いうちに今度はA/E(エアエレメント)の交換だ。