購入したのは、台湾InWin社のA3というMicroATX対応のケースで昨年発売されたものだ。30Lを切るコンパクトさだが、とてもよく考えられていて使い勝手がいい。

 向かって右のサイドパネルを外すと、マザーボード裏側の背面配線と3.5inch、2.5inchのシャドウベイがある。今回からHDDレスなので上のベイは空いているのだけれど、ここに2.5inchのSSDを追加することもできる。左のPSUの下にHDDを増設することもできる。

 

 

 ケース背面。MicroATX仕様なので拡張スロットは4つのみ。ただ今回導入したAsRockのマザーはPCIeスロットが2つしかないので最下段のスロットは意味がない。1、2段はグラボ、3段目はIntel Wireless-AC 9260モジュールが刺さっている無線LANだ。前のケースは作りが甘かったせいか無線LANカードの収まりが悪く難儀したのだけれど、このケースは問題なし。左に見えるファンはARGBに対応しているInWInのMercury AM120Sだが、光ギミックはどうでもよいので今回は回すだけ。

 

 

 

 

 さすが最新のPCケースだけあって実にすっきりした内部の様子。そうそう、このケースの特徴の1つが「煙突式エアフロー」というヤツで、ケース底面から給気して上面及び背面から排気する構造になっているのだけれど、我が家のサブPCはいつも「全方向排気」だ。使用頻度が低いサブは内部に埃が溜まりやすいのでずっと昔からこの仕様。まあ、掃除が面倒くさいってのもあるんだけれど…。

 

 

 

 何はともあれ、サブPCの改造は一通り終了した。古いPSUやファンについてはまた後で。