話は前後するけれど、クリスマスのローストチキンを引き取りに行く2日前の朝、ケモ耳娘が血の混じった胃液を吐いた。ここのところあまり体調が優れず、朝方吐くことも何度かあった。大抵は食事前なので空腹のあまり胃液を吐いているのだと思っていたのだけれど…

 この日、在宅ワークが休みだった奥さんは予定を変更して「お嬢」の様子を窺うことにした。自分も仕事の合間を見てLINEで状況を確認していたが、どうも調子が悪いようだ。まず、物を食べたがらない。次に鳴き声がいつもと全然違う。腹に力が入らない感じだ。そしてほとんど寝ていて、起き上がっても目に生気がなくいつもの目力がない。寝姿は俯せで、どうも腹部が痛いようだ。

 翌日は朝からコタツに籠もってあまり外に出ようとしない。寒い日はコタツのスイッチを入れると中に入ってはきても暑くなるとすぐに出てきていたが、この日はコタツの中が暖かくなくても中で丸くなって寝ていた。どうもあまり構われたくないようでやはりどこかが痛いのだろう。

 朝からほとんど食べ物を口にしかなかったこともあり、仕事から戻るとかかりつけの病院へ連れて行った。よほど調子が悪いのだろう、いつもは院内に入るとバイブレーターのように震え出して、抱いている手が白蝋病になるのではと思うほどだが今回は反応が薄い。

 診察では採血、点滴、注射2本と盛りだくさんの治療内容で、翌日の午前中にも同様の処置をしたいのでと予約させられた。

 

 結局、週明けにも検査をすることになり、延べ3回の通院の結果医療費はエイちゃん3人分。

 

 

 獣医によれば、今回は膵炎を起こしていたらしく、治療と投薬によってその症状は治まったものの、最後の血液検査でも尿蛋白と尿素の値が高くて腎機能が著しく低下しているとのこと。要するに成人病だ。当分は投薬が続きそうだ。

 

 

 そんなわけでせっかくのローストチキンにありつけなかったケモ耳娘。でも、高額治療の甲斐あって今はほぼ平常運転状態でブイブイ謂わせている。ただ、食べ物がほぼシニア用のドッグフードのみになっているのが不憫でならない。

 

 

 本人もまだ死にたくないようなので、もう少し頑張ってみようか。