いつも一定の動作を繰り返し行うことで一方通行のねじれが生じることになります。そこでむやみに硬い筋肉をもむのではなく、やりにくい動作を改善します。
人間の体は左右非対称で正常なのです。その非対称な関節それぞれに遊びがあれば肩こりの改善予防・改善が出来ます。
①頚・胸椎の遊びをつけます
②第一肋骨・鎖骨に遊びをつけます
上半身の運動の軸は胸鎖関節にあり、この動きが悪いとそれらをかばい、下部頚椎は過敏に動きすぎます。そして筋肉は、それらを制限しようとして、凝り、張りの症状を出します。
肩甲胸郭関節(肩甲骨と肋骨との関節面)が大事です。
肩関節と肋骨の働きを助けます。
①肩甲骨と後頭骨
②肩甲骨と背骨
③肩甲骨と骨盤
症状が起きている部位の末端に問題あります。例えば、肩甲胸郭関節が非常に硬いために下部頚椎の可動性が増し(ハイパー)、それをカバーしようとして筋肉が凝る(マッスルガード)
この様な時に後頭環椎関節(CO-C1)と肩甲骨の動きが悪くなります
たかが肩こり、されど肩こりです。以上のことを考えて肩こり解除に励みましょう。