福山競馬 新年度も継続 | 元飼育員の競馬大好きな元JKによるお馬さん大好きブログ

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約20億円の累積赤字を抱えて存廃の岐路に立つ福山市営競馬について、同市の羽田皓市長は、2011年度も事業を継続する方針を固めた模様だ。19 日に開会する臨時市議会で表明するとみられる。ただ、売り上げは回復の兆しを見せておらず、11年度収支で赤字が見込まれる場合には、年度途中でも廃止の 決断に踏み切ることも予想される。(石原敦之)

 競馬事業について検討する有識者らの委員会は10年9月、施設整備などのために積み上げた基金からの繰り入れを除く、実質収支の黒字確保を事業継 続の条件とする答申を出した。羽田市長も6日の定例記者会見で「判断の時期をいたずらに先送りして、関係者の不安をあおってはいけない」として、11年度 以降事業を継続するか、1月中に判断する意向を示していた。

 10年度予算では1億7000万円を計上した、基金からの繰り入れなしで黒字とするためには、馬主や騎手、調教師らの収入となる賞典奨励費を削減する必要があり、市は競馬関係者と協議。関係者からは「どんなに苦しくても競馬を続けたい」との要望書も出されている。

 しかし、事業を取り巻く状況は依然、厳しい。10年度第1~3四半期(4~12月)の1日当たりの売り上げは前年同期を4・4%下回った。例年、 最もにぎわう正月競馬(2、3日)の売上高も前年比で5・7%(1897万円)の減少となった。検討委の答申では、賞典奨励費の引き下げについて、競馬関 係者への「際限のない痛みの継続と拡大になる」として11年度以降、「実施すべきではない」とされている。市営競馬は11年度、<背水の陣>で臨むことに なりそうだ。

 市営競馬は1949年に開設され、市財政に繰り出した収益は計約412億円に上る。レジャーの多様化などで売上高は91年度をピークに減り、99年度以降、実質収支の赤字が続いている。