ABAジャーナルによると、テキサスの連邦地裁の判事がおもしろいことを仲裁の文書の中に織り込んだということです。
Federal Judge’s Order Takes Swipe at Politicians Who ‘Demagogued’ School Prayer Case, By Debra Cassens Weiss, Posted Feb 14, 2012 6:00 AM CST
そういえば、ギングリッチ大統領候補(早く“元”候補になってほしいところです)が年末に裁判官を批判して裁判官をコントロールしたほうがいいとか言っているのを聞いてあきれたことがありましたが、この件に関係しています。
この事件は学校の卒業式でお祈りをすることが憲法に違反するかどうかが争点の一つだったようで、判事が違反するおそれがあるとしたことでギングリッチにひどいことを言われたり、キリスト教系の一部から嫌がらせや脅迫までされたようです。結局事件は上級審から差し戻され、同じ判事の下で和解によって終わったそうです。和解条項の中にこの判事はおもしろいことを付け加えました。
To those Christians who have venomously and vomitously cursed the court family and threatened bodily harm and assassination: In His name, I forgive you.
To those who have prayed for my death: Your prayers will someday be answered, as inevitably trumps probability.
悪意をもって吐き気をもよおすような言葉で裁判所を呪い、危害を加えたり暗殺すると脅したキリスト教徒よ、神の名の下にあなた方を許そう。
私の死を願った者たちよ、あなた方の祈りはいつかかなえられるだろう、確実に。
この判事と友達になりたいと思いました。
ところで、和解条件も興味深いです。生徒が卒業式で自主的に祈りをとなえるのはかまわないが、学校関係者がリードしたり生徒の目に見えるところで参加してはいけないということです。
Flexible Account*で支払った医療費の払い戻しを請求したところ、一部拒否されました。今朝、カスタマーサービスに電話して、「なんか誤解があって一部支払い拒否されたんですが、誤解を解くためにはどうしたらいいでしょうか」と簡単に説明したところ、しばらく待たされた後、自分たちが間違っていたから直しておく、数日以内に拒否した分の入金があるから待っていてくださいと言われました。こんなにあっさり問題解決できたの初めて!と感動しました。(*あらかじめ年間5000ドルを限度に自分で決めた医療費に使う額を天引きして課税所得から除外してもらって、医療費の支払いをするたびに払い戻してもらうシステム。使わない分があっても返してもらえないのが難点。)
今夜、PayPalでおかしな請求(一度きりのつもりで買った3ヶ月のサービスが、3ヶ月たったら勝手に更新された)がきていて小額ですが引き落としされているのを発見しました。Paypalに電話したところ、担当者につながるまで待たされましたが、説明をした後はあっさりと「隠れた継続支払い条項がついていますね、将来の分は解除して、今回の分も払い戻しします、数日待っていてください」と言われました。
そんな!いつものように無能な担当者との長い長い戦いを予期していたのに。一度だけの簡単な説明をしただけでさっさと問題処理をしてくれるなんて!それも一日に二回も!アメリカらしくない!!
入金を確認するまでは喜ばないほうがいいかもしれませんが。