今日(日本の昨日)のニュースで某死刑囚が”xx拘置所の収容者と手紙などをやりとりしていることを同拘置所職員に漏らされた”として国を訴えていた事件の控訴審で、地裁の認定のとおりプライバシーの侵害を認めたけれども損害額は地裁認定の5万円のままとなった(控訴棄却)とありました。


読んだ後、軽い衝撃を受けました。5万円って冗談じゃないんですか?!

裁判をしてプライバシー侵害を認めてもらったって損害額が5万円じゃ効果ないですね。

引き続き侵害しても大丈夫とさえ思えます。

わけがわかりません。


暫定予算が成立しなかったので連邦政府の閉鎖になってしまいました。入国管理とか、軍とか、その他どうしても動かしていなければならない機能はそのままですが、とりあえずは休んでもらっても大丈夫な連邦職員は働くことができません。とりあえず無給の強制休暇です。後で議会が働けなかった日の分も給料を出すことにすることもできます。閉鎖が1日、2日なら無給の可能性も高いような気がします。それ以上だと多数の政府職員の生活に支障をきたす恐れがあると思います。その間別の仕事をすることは自由なのですが、そう簡単に日雇いの仕事があるわけでもなし。。。また、州によって条件が違いますが、条件さえ揃えば失業手当ももらえます。


個人的には今回の閉鎖は共和党のワガママによるとしか思えません。オバマケアが気に入らないからって、すでに成立した法律に基づく決まりごとを遅らせろと要求するなんて、責任ある大人がすることとは思えません。


オバマ大統領は昨夜、暫定予算不成立が明確になったころ、オバマケアは遅れない、明日から人々は新システムに基づいて保険を買うことが出来ると強いメッセージを出しました。かっこいい。オバマ大統領側のPRのスローガン"Enough Already" (もうたくさんだ?うんざりだ?いいかげんにしろ?!)に賛成。


先日、アメリカでは妊娠したら(脅してでも)結婚(Shotgun Wedding)の観念はすたれたと書きましたが、なくなってはいないようです。少し前ですが、関連したおもしろいニュースがありました。


Sydney Lupkin, Women Sell Positive Pregnancy Tests on Craigslist, Sept. 2, 2013, http://abcnews.go.com/blogs/health/2013/09/02/women-sell-positive-pregnancy-tests-on-craigslist/


市販の妊娠検査キットの陽性反応の出たものを25ドルくらいでCraig'sリストを通じて売るということが全米で結構みられるそうです。人の尿のかかったものを買うって点でもびっくりだし、何に使うのかも疑問です。


やはり、一番考えられるのは、恋人にプロポーズさせる手段に使う、ということでした。

でも、後でバレたら困らないのでしょうか?!