昨年の11月にも書きましたが、またまた戦後占領下の日本が輸出した陶器の話です。
http://ameblo.jp/dc-hosokai/entry-10699619859.html
近所のジャンクショップ(失礼、委託販売の雑貨店)でmade in occupied Japanの置物を5点見つけました。そのうち3点はできが悪かったのですが、2点(一対)はよくできていました。裏にmade in occupied Japan と Ardaltと書いてありました。その一対の若い男女の人形を15ドルで買いました。
家でさっそく英語でardaltで検索しましたが、あまり情報がありませんでした。日本のヤフーで検索するとますます情報は少なくなったのですが、一つ、とても興味深い文献を見つけました。
近藤進、”Made in occupied Japan”(MIOJ)とその時代、です。
http://www.jappi.jp/letter/2011/img/1106_02.pdf
Ardaltはフロリダの会社の名前でした。この会社が日本の会社に製造委託をしていたのか、買取契約をしていたのかでしょう。
eBayで見てみると、made in occupied Japanの陶器がけっこう売られています。
私が買ったのと似ているArdaltの若い男女の人形があったので、すでに買ったものと並べておいたらいいかと思い、biddingに参加して50セントづつ値段を上げていましたが、競争相手ががんばるので(50セント単位の競争でしたが。。。)最後は見送りました。最終的に商品8ドルで送料9ドルなので、高くはありません。
皆さんもmade in occupied Japanの陶器をおみやげにいかがですか?(U)