前に、駐在員だった知り合いが”made in occupied Japan” の焼き物を集めていました。

日本が連合国の進駐軍に占領されていた時期に何とかお金を稼ぐために作られていたものです。

値段は高くありません。時々中古品の店で売っています。

(ところで、アメリカのアンティークってただの古い中古品だったりします。)

知り合いは、日本人は何もかも失った戦後にがんばって働いていたんだなあとしみじみすると言っていました。


私の家の近くにNavyやMarineの人(売り手)のための中古品の委託販売の店があるのですが、たいていはジャンクな品物であふれています。ただ、海外に赴任したときに買ったんだろうな、と思わせる古い外国のものがけっこうあり、なかなか感慨ぶかいと感じることがあります。今日、久しぶりに寄ってみたのですが、古いデザインの陶器の食器セットがあって、、一つは日本製でもう一つはドイツ製でした。たぶん、第二次大戦後に日本やドイツに赴任していた人が持ち帰ったものなんだろうなと思い、しみじみしました。大量のセットだったので買いませんでしたが。