昭和30年代
戦後最大の引揚港でもあった福岡は戦争の傷跡を残したまま、復興を遂げようとしていた
海野俊之(博多華丸)は焼け跡となっていた中洲の一角に小さな食料品店「ふくのや」を立上げ、妻の千代子(富田靖子)と営んでいた
博多の祭り『博多祇園山笠』に情熱を燃やし盛り上げてきた「山のぼせ」でもあった
一方で俊之は「めんたいこ」作りにも山笠と並んで熱中していた
戦前、日本の統治下でもあった韓国の釜山で生まれ育った俊之は、当時の思い出の味、明卵漬(ミョンランジョ)をヒントに明太子を作り出し、日々味の改良を重ねていたが、なかなか納得できる味に近づかず苦悩の毎日だった
そんな時、俊之は長男の健一(山時聡真)の同級生、英子(豊嶋花)の存在を知る
両親をなくし、親戚に引き取られていた彼女は遠足に行く為の新しい靴やリュックサックも買えないというのだ…
監督は『ザ・ファブル』の江口カン
毎日は食べんばい…
どうも!福岡市博多区中洲に在るbar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)
「ふくや」創業者、川原俊夫さんの波乱万丈の実話を基にした作品で
福岡の代表的な惣菜として知られることになった「辛子明太子」が出来上がるまでを「笑い」と「涙」を交えながら描いています
「福岡産」にこだわって製作されたそうで、福岡を拠点に活躍するローカルタレントも多数出演しています(^_^)
★★★★(5つが最高)
公式サイト:https://piriri_movie.official-movie.com/
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