3人のけんさん | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

 

鉄道員(ぽっぽや)('99)

北海道の幌舞線の終着駅幌舞の駅長、佐藤乙松(高倉健)は、鉄道員(ぽっぽや)一筋に人生を送ってきた男だ
幼い一人娘の雪子を亡くした日も、愛する妻の静枝(大竹しのぶ)を亡くした日も、彼はずっと駅に立ち続けてきた
だが、その幌舞線も今度の春で廃線になることが決まっていた

その最後の正月、かつて乙松と共に機関車を走らせていた同僚で、今は美寄駅の駅長の杉浦(小林稔侍)が乙松を訪ねて幌舞駅へやってきた
彼は、今年で定年になる乙松に一緒にリゾートホテルへの再就職を勧めにやってきたのだ
しかし、鉄道員一筋の乙松はその申し出を受け入れようとしない

そんな雪の正月、彼のもとに、真っ赤なランドセルをしょった少女が現れ人形を忘れて帰る
彼女の来訪は、彼に訪れた優しい奇蹟の始まりだった…

監督は「駅 STATION」「あ・うん」など数々の作品で健さんとタッグを組んだ降旗康男
原作は第117回直木賞を受賞した浅田次郎の短編小説

 

 

鉄道で旅したい…
どうも!福岡市博多区中洲に在るbar Day-Break(バー デイブレイク)の店主『おかも』です(^_^)

 

定年間際の孤独な鉄道員に訪れる小さな奇蹟を詩情豊かに描いた作品です
不器用なほどまっすぐに鉄道員(ぽっぽや)一筋だった自身の人生を振り返る様は、まさに健さんのはまり役だと思いました

主演の高倉健、筑豊から来た炭鉱夫役に志村けん、幌舞線の運転士役に中本賢(アパッチけん)と3人の「けん」さんが出演してます

また、人形屋の店員役で中原理恵が出たときはすごく懐かしく思いました(^_^;)

★★★★(5つが最高)

 

 

 

 

 

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