百田作品は岡田君 | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

海賊とよばれた男 海賊とよばれた男('16)


1945年
B29の群れが東京上空を覆いつくし無数の焼夷弾が落下
燃え盛る東京をバックに離陸していく戦闘機「月光」だったが、機数も少なく上昇力も弱いためあえなく敵に迎撃されてしまう
その地獄のような光景を國岡鐡造(岡田准一)はただ見つめているしかなかった…


主要燃料が石炭だった時代から、石油の将来性を予感して石油業に邁進してきた鐡造は、戦後、石油の販売ができない時にも誰一人クビにすることなく、ラジオ修理などあらゆる業種に仕事を見出しながら店員たちを鼓舞し、GHQや官僚的な石油配給統制会社(石統)にも屈することなく独自の経営哲学とその行動力により、石油販売網を拡大していくのだった
だが、やがてアメリカ石油資本のメジャーは鐡造を警戒し敵視するようになり、その圧倒的な包囲網で國岡商店の石油輸入ルートはすべて封鎖されてしまう


そんな八方塞がりの状況の中、鐡造は國岡商店の至宝であるタンカー「日承丸」をイランに送ろうとしていた
しかし、イラン石油を輸入することは英国を完全に敵に回すことでもあった
英国の圧力により貧困にあえぐイランと自らを重ね合わせ、既得権益に胡坐をかく米英らメジャーとの本当の意味での戦いに突入する國岡商店
果たして、日承丸は英国艦隊の目をかいくぐり無事に日本に帰還することができるのか…


監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴


一週サボってしまいました…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


明治、大正、昭和という激動の時代を舞台に、大胆な発想や行動力で大事業を成し遂げていく男の姿を描いた、実話がベースの百田尚樹の小説を岡田准一主演で映画化した人間ドラマです


原作はまだ読んでないのですが、私の地元福岡出身の出光興産創業者、出光佐三がモデルという事もあり、楽しめました(^_^)
それにしても岡田准一は良い役者になりましたな~


★★★★(5つが最高)


海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)


海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)


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