被害者と加害者 | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

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福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

さよなら渓谷 さよなら渓谷('13)


都会の喧騒から離れた緑が覆う渓谷で、幼児が殺害され実母が犯人として逮捕されるショッキングな事件が起こる
母親の逮捕により事件は解決したかに見えたが、一件の通報により、この渓谷に住む尾崎俊介(大西信満)がこの母親と不倫関係にあったことがわかり、俊介に共犯の疑いがかけられる
通報したのは俊介の妻、かなこ(真木よう子)であった


取材に当たっていた週刊誌記者の渡辺(大森南朋)は、かなこが俊介を告発したこと、二人が必要最低限の物しか持たず、まるで何かから隠れているかのような生活をしていることにひっかかりを感じる
調べていくうちに、渡辺は二人を結びつけている15年前の罪に行きつく…


監督は『まほろ駅前多田便利軒』の大森立嗣


珍しく原作を先に読みました…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


芥川賞作家、吉田修一の同名長編小説を映画化した人間ドラマです
とある団地で起きた幼児殺害事件をきっかけに浮かび上がる、容疑者の隣人夫婦の意外な関係を官能的に描いています

原作を先に読んでいたのですが、かなり原作に忠実に作られてたので楽しめました


エンディングテーマの真木よう子本人が歌っている『幸先坂』(作詩作曲:椎名林檎) もなかなか良かったです(^_^)


さよなら渓谷 (新潮文庫)


★★★☆(5つが最高)


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