限られた食材で… | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

南極料理人 南極料理人('09)


1997年、南極
昭和基地から1,000キロ離れた高地にある南極ドームふじ基地では、8人の隊員が一年間の共同生活を送っていた
その1人、西村(堺雅人)は隊員たちの毎日の食事を用意する調理担当
だが、食材は冷凍、乾燥、缶詰が基本で、凍ったらダメになるものは用意していない
特殊な場所だけに様々な制約を受ける中で、いかに隊員達に美味しい食事を届けるか、それが彼の仕事だった


妻のみゆき(西田尚美)と娘の友花(小野花梨)、赤ん坊の航ら日本に残してきた家族のことを想う西村だったが、ある日、家族から届くファックスを見て落ち込む
『お父さんがいなくなってから、毎日が楽しくてしょうがありません』


時が経ち、次第に髪はボサボサ、髭も伸び放題
保存していた食材も次第に減ってゆき、気象学者のタイチョー(きたろう)はラーメンがないと不満を漏らす


仕事をサボって遊んでいた主任(古舘寛治)は、平さん(小浜正寛)に追いかけ廻される
その騒動で揉み合う中、西村がお守り代わりに持ち歩いていた友花の乳歯がなくなってしまう
フテ寝する西村だったが、自分達で料理を作ろうと悪戦苦闘する隊員達の姿を見て、再び厨房へ…


やがて訪れる帰国のとき
西村は食堂をきれいに片付け、包丁をしまってキッチンを後にする
出迎えでごった返す空港で、家族の姿を見つけた西村は走り出す
そして、すべてがごく普通の日常へと戻っていくのだった…


寒いのは得意じゃありません…
どうも!福岡市博多区中洲に在る
bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


料理人として南極越冬隊に参加した西村淳の実話エッセイを、映画化したコメディです
世界一過酷な環境に置かれた男たちの悲喜こもごものドラマが繰り広げられます


伊勢海老を使って特大エビフライを作ったり、生瀬勝久扮する雪氷学者の本さんの誕生日には、牛肉の丸焼きがテーブルに並んだり、冬至には、全員が正装してフレンチのフルコースに舌鼓を打ったり、ありあわせの材料で手打ちラーメンを作ったりと、自分でも作ったり食べたりしてみたいシーンが満載でした(^_^)


★★★(5つが最高)


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