昭和初期、人気女流作家の篠崎佳子(清水美砂)は、外交官の夫、昭一郎(國村隼)と何不自由ない生活を送っている
だが、彼女は異常なまでの潔癖症で、執筆中も手袋を用いるばかりか、夫との性交渉にも我慢がならないほどだった
ある日、彼女の元へ一通の封書が届く
それは匿名の家具職人からのもので、中身は彼が自ら作った椅子の中に入って、言いしれぬ喜びに包まれているという告白文であった
初めは質の悪い悪戯だと思っていた佳子だったが、日々送られてくる手紙を読むうち、彼女はその奇異な世界にいつしか夢中になっていく…
監督は「勝手に死なせて!」の水谷俊之(R指定)
我が家に椅子はありません…
どうも!福岡市南区長丘に在ったbar Day-Break(バー デイブレイク)
の元店主『おかも』です(^_^)
江戸川乱歩による同名短編で、奇妙な手紙を受け取った女流作家が、いつしか陶酔の世界へと落ちていく姿を描いた官能ロマンです
江戸川乱歩というと子供のころ読んだ『怪人二十面相』や『少年探偵団』というイメージが強かったのですが
この作品は昭和初期の淫靡な大人の世界が描かれていて、劇中流れる『君恋し』が印象的でした(^_^)
★★★(5つが最高)
「人気blogランキング」に参加してます
面白いと思った方はクリックお願いしますm(__)m by おかも →ココ
←
