厳かな旅立ちの儀式 | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』-おくりびと おくりびと('08)


所属していた東京のオーケストラが解散して、失業したチェロ奏者の小林大悟(本木雅弘)は演奏家を続けることを諦め、妻の美香(広末涼子)と二人、実家である山形へと戻ってくる
その家は、2年前に死んだ母親が残してくれた唯一の財産だった
愛人を作った父が家を出たあと、母は女手ひとつで大悟を育ててくれたのだ


新たな職を探す大悟が行きあたったのは『NKエージェント』という佐々木(山崎努)が経営する、遺体を棺に納める納棺師という仕事だった


死者を彩り、最期のときを送り出すという業務の過酷さに、大悟は戸惑いを隠しきれない
しかし、佐々木と事務員の百合子(余貴美子)の持つ温もりに惹かれて、大悟は「おくりびと」となった
美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられないまま…


監督は『病院へ行こう』の滝田洋二郎


どうも!福岡市南区長丘 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


死者の遺体を棺に納める「納棺師」の職に就いた男が、仕事を通じ、様々な死に向き合う姿を描いた作品です


主演の本木雅弘と山崎努のスムーズな手の動きは思わず見とれてしまう程美しく、且つ厳かな所作でした


大悟が美香に、子供の頃父親と『いしぶみ(石の手紙)』というやり取りをしたと、思い出を語ってるシーンが印象的でした(^_^)


★★★★(5つが最高)


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