実際の事件をもとに… | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』-青春の殺人者  青春の殺人者('76)


斉木順(水谷豊)は22歳、親から与えられたスナックを経営して三カ月になる
店の手伝いをしているのは、幼なじみの常世田ケイ子(原田美枝子)である


ある雨の日、彼は父親(内田良平)に取り上げられた車を取り戻すため、タイヤパンクの修理を営む両親の家に向った
しかし、それは彼とケイ子を別れさせようと、わざと彼を呼び寄せる父と母の罠だった


母(市原悦子)は彼に『順は取り憑かれてるのよ、蛇にぐるぐる巻きにされてる』となじり、早く別れないとあの体にがんじがらめになるという


ケイ子は左耳が関えなかった
その理由を順はケイ子のいう通り、中学生の頃、イチジクの実を盗んで食べたのを、順がケイ子の母親(白川和子)に告げ口をし、そのために殴られて聞えなくなったと信じていた
しかし、父は、ケイ子の母親が引っばり込んだ男に彼女が手ごめにされたのを母親にみつかって、叩かれたからで、イチジクの話はケイ子のデッチ上げだという…


監督は『太陽を盗んだ男』の長谷川和彦で、これが初監督作品

主題歌はゴダイゴ


今日はポッキーの日?
どうも!
福岡市南区 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


1969年10月30日、千葉県市原市で実際に起こった両親殺人事件(実際の事件では死刑判決)をもとにした作品です


子供時代は成績も優秀だったのに、親の過保護ゆえに至った結末のように感じました
母親を殺害するシーンは息をのむほどドキドキしました


ケイ子役の原田美枝子は当時17歳だったそうですが、顔は童顔なのに結構色っぽかったし
他にも桃井かおりや地井武男も出演しているのですが、30年以上前の作品だけにとにかくみんな若い!


ちなみに父親役の内田良平は、あの『ハチのムサシは死んだのさ』の作詞も手掛けたそうです(^_^)


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