土曜日
連ドラの仕事をしたのは遥か昔、今やシナリオスクールの講師に納まっている脚本家の斉藤道雄(小日向文世)は20年ぶりにロサンゼルスに降り立つ
留学生時代の親友で、レストランの雇われ店長をしている上原大介(生瀬勝久)の結婚式へ出席するためだったが、迎えに来た大介と二人でワインの産地ナパ・バレーを目指しドライヴ旅行をすることになる
日曜日
レストランで偶然にもかつての道雄の片思いの相手、田中麻有子(鈴木京香)と再会
彼女の成熟ぶりにショックを受けた道雄は、ワインをがぶ飲み、酔い潰れてしまう
一方、麻有子の連れのミナ・パーカー(菊地凛子)に目をつけた大介は、彼女を口説き始める
月曜日
道雄は麻有子に付き添い、セントヘレナのワイナリーへと向かう
麻有子は離婚したことを道雄に打ち明け、道雄も1年前に同棲相手に出て行かれたと話す
かたやミナといいムードになった大介は、その晩モーテルには戻らなかった
火曜日
麻有子に夕食に誘われた道雄
リラックス・モードで昔話に花を咲かせ、二人はキスを交わすが「日本へ帰ってきたほうがいい」と道雄が口走ったことからムードが険悪になってしまう
水曜日
ミナ、大介、道雄、麻有子の4人は田園地帯へピクニックに出かけた
昨夜のことが尾を引いて、道雄と麻有子は少し気まずい
だが、大介は自分の気持ちがミナに傾き始めたことに気付く
木曜日
大介の結婚話が麻有子にバレた
道雄は大介あての電話に応答したミナに真相をばらし、結果、大介はミナにフライパンで殴られて顔面を負傷してしまう
金曜日
道雄と大介は最後のワイナリー巡りに出かけ、その帰り道、大介は車を道路わきの大木にぶつける
顔の怪我の言い訳のために事故を装うと言う
土曜日
大介とローラの結婚式は無事に終了
別れ際、ローラから車のキーを渡された道雄は、麻有子に会いに行くため再びナパに向けて車を走らせた…
監督は『20世紀少年』シリーズの海外ユニット演出を務めたチェリン・グラック
あっという間にもう7月ですな~
どうも!福岡市南区 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)
'05年公開でアカデミー賞5部門にノミネートされたアレクサンダー・ペイン監督の『サイドウェイ』を海外スタッフのもと日本版にリメイクした作品で
大人になりきれない40代の男二人の1週間のカリフォルニア旅行をコミカルに描いています
フロッグス・リープ、ベリンジャー・ヴィンヤーズ、ニュートン・ヴィンヤードなど
カリフォルニア・ワインの蒸溜所のシーンもあって、興味津々で観てしまいました
小日向さんがピノとカベルネ(葡萄の品種です)の違いを人生(?)に例えたり
『ワインは分かち合う飲み物』というセリフはとても印象的でした(^_^)
劇中出てくるお酒:カリフォルニア・ワイン色々
★★★★(5つが最高)
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