親になる資格とは? | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』-三年身籠る  三年身籠る('05)


女ばかりの家系に育った29歳の冬子(中島知子)は現在妊娠9ヵ月母親になるという実感が湧かないまま、東京郊外の一軒家でのんびりと暮らしている

一方、夫の徹(西島秀俊)も冬子以上に親の自覚がなく、毎晩のように愛人と遊び歩いていた


やがて、十月十日しかし、冬子のお腹の子は生まれる気配を見せなかった


妊娠18ヵ月目冬子のお腹は、尋常でないほど膨れ上がっていただが、祖母の秋(丹阿弥谷津子)や母の桃子(木内みどり)は「育児をしなくて楽ねぇ」と、いたって楽天的

心配した妹の緑子(奥田恵梨華)が、親子ほども年の離れた恋人、海(塩見省三)の勤務する大学病院に彼女を入院させる


しかし、かえって世間の目に曝されることとなり、いたたまれなくなった徹は妻を病院から連れ帰るのだった


妊娠27ヵ月人里離れた山荘に引っ越した冬子と徹は、大自然の中で静かな生活を送っていた

お腹の中では、生まれていれば1歳半の子供が元気いっぱい暴れているが、まだふたりを親として認められないのか、出て来そうにない


ある日、東京から緑子と海がふたりの様子を見にやって来た母体の危険性を訴える海に対し、あくまでも自然分娩を望む冬子


そんな中、海とうまくいっていない緑子と徹の浮気が発覚する正直に罪を認める徹に、冬子の表情はもはや菩薩のよう

とその時、遂に冬子が産気づいた!生まれて来たのは、玉のような男の子だった…

監督は、本作が初監督作となる女優の唯野未歩子で、自らの原作を基に脚本も執筆


今日から、3日間周年イベントです!

どうも!福岡市南区 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


27ヶ月もの間、子供を身籠り続けた妊婦と彼女を取り巻く人々の狂騒を描いたヒューマン・コメディです


女系家族だけに、何かといえば美味しそうな料理を持ち寄りみんな集まるので男である徹の居場所がなくなりうろうろするシーンは、女系家族の母を持つ私には結構リアルに感じました(^_^)


ビリヤードが趣味の徹が生まれてくる子供の為に短めのキューを持って帰るシーンが個人的には好きです ★★★★(5つが最高)


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