今井美樹の初出演映画 | デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』

福岡県福岡市博多区中洲に在るbar Day-Breakの店主「おかも」が
お気に入りの酒、音楽、映画、たまに日常の出来事なんかを紹介していきます

デイブレイクおかもの『なんかなし書いてんもう』-犬死にせしもの  犬死にせしもの('86)


昭和22年、重左こと宗重左衛門(真田広之)は、地獄のビルマ・インパール戦線から九死に一生を得て還って来た
彼は戦友の鬼庄こと鬼松庄一(佐藤浩市)と遊廓で再会する。重左は鬼庄に仲間にならないかと誘われる
鬼庄は小型船の梵天丸で、エンジンを操る伝次郎(堀弘一)と共に、海賊として瀬戸内海を跳梁していた


ある夜、三人が襲撃した船に娘が乗っていた。鬼庄は色街に叩き売って金にしようと、彼女をさらって五貫島の隠れ家へ運んだ
娘は洋子(安田成美)といい、大阪のある男のもとへ後妻として嫁ぐのだという
重左は幸せをあきらめているような彼女に魅かれ、色街に売るという鬼庄を思いとどまらせた
だが、洋子の嫁ぎ先では、瀬戸内海を牛耳る新興やくざの花万に捜査を依頼していた
そして、花万の番頭の火つけ柴(蟹江敬三)が五貫島に現われ、3日後に洋子を渡すように要求してきた


大分の竹田津に在る実家まで送り届けると洋子に約束した重左は、高松の元やくざ、阿波政(西村晃)に助けを求めに行くが
その留守中に洋子は火つけ柴に連れ去られていた…


闇ブローカーの通称岩テコ(平田満)から、火つけ柴の妾が笠岡にいることを知らされた重左たちは、その女、千佳(今井美樹)をさらって、西枯木島にある火つけ柴の本拠地へ乗り込む
だが、火つけ柴の策略にかかり、人質交換どころか千佳を取り戻されたうえ、梵夫丸は弾丸を浴びる…


監督は『パッチギ!』の井筒和幸


今井美樹はデビュー当時からファンです!

どうも!福岡市南区 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)


戦争で死に損なった男たちが、ひとりの女のために命を賭ける姿を描いてます
今井美樹が映画初出演で大胆なシーンにも挑戦しています
それにしても井筒監督はこういう作品撮らせたら上手いですね~
でも、内容的には女性には理解できないかも…(^_^;)


主題歌も加川良&桑名晴子の「愛の輝き」と渋いです!


★★★★(5つが最高)


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