自分の人生をお伽話のように人々に語り続けるので有名な男、エドワード・ブルーム(アルバート・フィニー)
未来を予見する魔女(ヘレナ・ボナム=カーター)の事や、若き日の自分(ユアン・マクレガー)が一緒に旅した巨人カール(マシュー・マグローリー)の事、人を襲う森とその先にある美しい町の事など話は尽きない
また、そんな彼の話に誰もが楽しい気分になった
しかしジャーナリストとして活躍する息子のウィル(ビリー・クラダップ)は、自分の結婚式の祝宴でエドワードが巨大魚の話をして注目をさらってから、父親に憤りを抱いている
ところがある日、母親のサンドラ(ジェシカ・ラング)から、患っていた父の容態が悪化したとの報告を受ける
ウィルは出産間近の妻、ジョセフィーン(マリオン・コティヤール)と共に実家へと向かった
エドワードは一日のほとんどをベッドで過ごしつつも、相変わらず思い出話を語っている
ジョセフィーンはサンドラとの恋愛話を聞かされ、そのロマンティックな内容に心を打たれた
だがウィルはそれが事実ではなく作り話であることに苛立つ
そんな時、ウィルは、エドワードの話の中に出てきた彼の戦死を告げる電報をサンドラが見つけたことで、お伽話の中に真実が隠されていた事に気付き衝撃を受ける
その後間もなくエドワードの様態は急変する
人生の最期を迎えようとする父に、枕元でウィルは父の物語を豊かに創作して語って聞かせる
そしてエドワードの葬式には、彼の物語に出てきた人々が沢山集まって来た
監督は『PLANET OF THE APES/猿の惑星』のティム・バートン
今日はフォーク(4/9)の日なので店のBGMはフォークソングです
どうも!福岡市南区 bar Day-Break(バー デイブレイク) の店主『おかも』です(^_^)
自分の人生をお伽話(ほら話?)のように語る父と、彼の家族との絆を描いた物語です
父エドワードの話す数々のお伽噺も面白かったし、父と息子の関係という部分で共感出来ました
観終わった後、久々にほのぼのした気分になり、とても温かい作品でした(^_^)
★★★★(5つが最高)
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