クリスマスイヴの夜、東京全域が停電になってしまい真っ暗になってしまった都会で繰り広げられる2003年に実際に起きた北米大停電時のエピソードを元に描いた一夜の人間ドラマ…
監督は『東京タワー』の源 孝志
主な登場人物は12人で閉店を決めたバーのマスター(豊川悦司)
その向かいで賑わうキャンドルショップの店員(田畑智子)
そして愛人(井川 遥)に別れを告げる中年男(田口トモロヲ)とその妻(原田知世)
その他の登場人物も様々な人間関係を描き、それぞれ無関係のような彼らが絶妙にストーリーに絡んできます
豊川悦司が演じる元ベーシストのマスターがなかなか良い感じで、
私もバーテンダーとして見習わなければならない部分が…(^_^;)
キャンドルの灯りのみのお店に偶然集まった人々が交わす会話のシーンもさることながら
最後に流れるジャズの隠れた名曲「ワルツ・フォー・デビー」がストーリーに絶妙にマッチしてます
基本的に映画は一人で観るほうですが、たまには大切な人と観てみたいと思わせてくれる作品でした(^_^)
あなたも大切な人と観てみてはいかがですか?
★★★★(5つが最高)
