サントリー『白州』ウイスキーセミナー@ホテル セントラーザ博多
2008年2月25日(月)、白州蒸溜所工場長の前村 久氏を迎えて
シングルモルト『白州』のセミナーがありました
この蒸溜所は
1973年に世界でも珍しい高地に位置する森の蒸溜所として
現在の山梨県北杜市に竣工されたそうです
白州モルト造りの特徴としては
①水は名水百選にも選ばれた『尾白川』の硬度30の軟水
②発酵は木桶発酵で'81から『エール酵母』を使用
③蒸溜は直火蒸溜
④貯蔵環境は場所柄気温が低いので小さいサイズの樽を使用
というような白州蒸溜所の説明を受け、いよいよ試飲…
今回は白州10年、12年、18年、25年と
3月18日発売予定の『CASK of HAKUSHU SPANISH OAK BOTACORTA 1993』と
『CASK OF HAKUSHU HEAVY PEATED MALT 1993』の全6アイテム
10年はとてもライトな感じでモルト初心者の方や女性にも勧め易いタイプ
12年は若干スモーキーさが増し、それに加え甘く柔らかな果実香がします
18年は長期熟成ならではの爽快で深い香り…、う~ん美味い(^_^)
25年は今月5日に発売され'81年の原酒のみを使用しており、後熟にも1年かけただけあって
スモーキーでフルーティーな甘さの余韻が長く楽しめます
さて、続いて『CASK OF HAKUSHU』の2アイテムを試飲…
この商品はバー限定販売のシングルカスクで加水なし、ノンチル(低温ろ過してない)だそうで度数もはっきり明記されてないんですよ~(^_^;)
『CASK of HAKUSHU SPANISH OAK BOTACORTA 1993』は色は濃い茶褐色で味は農耕で甘酸っぱい感じ
さらに加水すると香りの酸味が前に出るようですが味的には甘みが口の中に広がっていきます
『CASK OF HAKUSHU HEAVY PEATED MALT 1993』は非常にスモーキーで香ばしい香りとバニラ系の香りがします、私的には加水するとちょっと物足りない感じがしました
毎回書いてますが、作り手の方のお話を聴きながらお酒と真正面から向かい合い飲む酒はやっぱり美味い!
ちなみに『白州12年』と『CASK of HAKUSHU SPANISH OAK BOTACORTA 1993』は当店でも入荷予定です(^_^)

