クレオパトラフォーチュン その1 | ワシはシューティングゲームをやる事にしたんだ

ワシはシューティングゲームをやる事にしたんだ

できるかな?…じゃなくて、やるんだよね?
STGの攻略?…いやいや、ただの備忘録だよ。

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日本の漫画やアニメは世界に誇れるサブカルチャーだが、その役者と言える人達の訃報が立て続けに飛び込んできた。
明るく楽しい話題を提供してくれている人達がどんどん旅立ってしまっている気がする。
なんともやるせない気持ちになってしまうな…。



ここはそんな事を呟く所では無いんだけど、何となくね…。


さて…今回はシューティングゲームでは無くて、落ちモノパズルゲーム(以後、落ちゲーと記載)です。
 
落ちゲーの先駆者はテトリス。



これはもともとはロシア(当時はソビエト)で作られたゲームで、ゲームセンターには1988年にSEGAからリリースされた。
ワシが大学生の時だった。
友達に上手い奴がいて、ゲーセンでよくプレイを見せてもらっていた。
テトリスは凄く苦手だったので、ワシが落ちゲーをやり始めたのは、その後に同じくSEGAからリリースされたコラムスからだったんだけどね。
まあ、そんな事は置いといて…。
テトリス(厳密にはその後のぷよぷよ…かもしれない)が大ヒットした事で、各ゲームメーカーがこぞって似たようなゲームをリリースした時期があった。
その辺のくだりについて書き出すと長くなってしまうので割愛しますが…。
 
このクレオパトラフォーチュンも、その類の亜流だと思うが、1996年にTAITOからリリースされた。



もともとはTAITOの通信カラオケのおまけゲームとして開発されたゲームをゲームセンター用にブラッシュアップしたものらしい。
カラオケが流行り出したのも、これまたワシが大学に入った頃だったように思う。
最初はカラオケボックスなんか無くて、飲み屋とかで歌いたい曲を紙に書いて、順番が来たら前に出て歌うような方式だったんだけど、それが色々な形を経て今の様なカラオケになっている。
その辺のくだりについても書き出すと長くなってしまうので割愛しますが…。
 
このゲームはそんなに見掛ける機会が無く、稼働当時は数回遊んだだけだった。
エジプト風の世界観がちょっとユニークだったけど、一見するとルールが良く分からないゲームだったし、実はそんなに印象にも残っていなかった。
 
 
それから時は流れ…。



一昨年(2022年)の12月に「EGRETⅡ mini(イーグレットツーミニ)」の追加ソフト「アーケードメモリーズVol.1」にて、再びお目にかかる事になる。
もともとワシは落ちゲーは全般的に結構好きなのですよ。
(テトリスだけは苦手だけどね…)
それで、家で出来るんだったら、じっくり腰を落ち着けてルールを把握してみようかな…と思ったのが始まり…。
 
このクレオパトラフォーチュンは、1人で黙々と続けて行くタイプなんだけど、あるレベルまで達するとエンディングがあるという珍しいパターンの落ちゲーである。



…という事は1コインクリアという目標が出来るので、挑戦してみようかな…と相成った訳である。
 
 
このゲームはに少々複雑なルールがある。
ちょっと取っ付き難いので整理する意味でも書いておこうと思う。
上から落ちて来るブロックを操作して詰んで行き、ある法則で消して行くというお馴染みのルールなんだけど、その消し方が少し特殊なのである。

まずブロックの種類なんだけど…。



岩というか石碑といった方がいいかな。
エジプト風の彫刻が入ったもので、1マス分の正方形のものと2マス分の長方形のものがある。
石碑は2個以上くっついた物が出て来る。
落下中は黄色だが、着床すると青色に変わる。



これは宝石。
1マス分の大きさがある。



そしてツタンカーメンで有名な棺。
2マス分の大きさがある。
 
これらが上から落ちて来るので、同じブロックを横に7つ並べれば消す事が出来る。
2マス分の石碑は、縦に立てても横に寝かしても良い。
ただ序盤はまだしも、これらを横に並べて揃えるのは結構難しい。
特に宝石や棺は単品で落ちて来る事はなく、必ず石碑がくっついて来る。
 
そこで…このゲームではブロックを消す方法がもう1つ存在する。
宝石と棺については、石碑で囲めば消す事が出来るのである。
フィールドの横と下の壁は石碑と見做されるので、囲むというか上から蓋をするようなイメージになる。
 
具体的には…。



こんな感じ石碑で囲むと…。



囲まれた宝石および棺が消える。
従って…石碑は横に並べて消して、宝石と棺は石碑で囲んで消す様にしてゲームを進めていく。
 
ブロックは一定の速度で落下して来て、レバーの横方向の操作で左右に動かす事が出来るというお馴染みの操作…。
下方向への入力で落下速度を速める事ができるが、得点が入る訳では無いので無理に速く落とす必要は無い。
 
レベル40を過ぎると、ブロックの中にミイラが混じって来る。



1マス分の大きさの奴とレベル50からは2マス分の大きさの奴が出て来る。
こいつ等も石碑で囲む事で消す事が出来るが、囲んだブロックの中に宝石か棺が含まれている必要がある。
ミイラだけを石碑で囲んでも消す事が出来ない。
 
以上が消し方のルールなんだけど、正直この情報だけで遊んでみても、よく分からないと思う。
少なくともワシはさっぱり分からんかった。
 
 
…というのも。
 
これらのブロックは、まず石碑で囲んだものが消えた後に、横に並んだものが消えるという2つのステップを踏むからである。
ここで話をややこしくしているポイントは何かというと…。
石碑で囲んだものが消える時に同時に横に並んでいる石碑は消えないという事。
 
何を言ってるか分かります?
 
もうちょっと具体的に書きますね。



この場合、宝石と石碑は同時に消える。
これは横に並んだものが消えているから…。
 
対してこの場合…。



まずは宝石が消える。
これは石碑で囲んでいるから…。




そしてスペースが出来た所に石碑が落ちてきて消える。
これは石碑が横に並んでいるから…。
 
つまり、こういう場合…



一番上に石碑が横一列に並んでいるんだけど、この状態で石碑は消えない。



囲んでいたブロックが消えて、その隙間に石碑が落ちてしまう。
その後に石碑が横一列に並んでいた場合は消えるけど、この様に横に隙間があると消えない。
分かってしまえば問題無いんだけど、ぷよぷよみたいな感じでやっていると混乱する。
 
慣れてくればそれを利用して連鎖を組む事も出来る。
このゲームは連鎖による得点倍率の上がり方が異常らしく上手いとスコアがカンストするらしい。
勿論、ワシの腕ではせいぜい3連鎖が関の山だけどな。
 
次回に続く。