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7月20日というと今ではそれほど話題に上ることもないようだが、54前の1969年その日にアポロ11号が月面に着陸した。

 

宇宙開発の当初、ソビエトが世界初の人工衛星スプートニクの打ち上げを成功させ、慌てたアメリカは急遽バンガードロケットで衛星打ち上げを行うが、立て続けに失敗し人工衛星そして有人宇宙飛行とソビエトにリードされてしまった。

アメリカの威信をかけて何とか挽回したいと、ソビエトとの切磋琢磨が1960年代の宇宙開発レースと言えるだろう。その最大の目標が月への一番乗りだったわけだ。

 

アメリカ宇宙開発初期の大気圏外有人飛行マーキュリー計画を描いた映画が「ライトスタッフ」だが、その楽屋裏というかNASAスタッフを描いた映画に「ドリーム」がある。

「ドリーム」はNASAの職員となった三人の天才的黒人女性のエピソードで、そんなエリートチームであってもというか、だから余計になのか差別意識の強い世界の描写がある。

研究センターに備え付けのコーヒーを飲もうとすると悪意のある視線を感じたり、センターから遥かに離れた黒人用トイレしか使用できなかったりと、今から考えれば理不尽極まりないものの、当時は当然と思われていたエピソードが出てくる。

導入されたIBMの初期型コンピューターを職員の誰も使いこなせず、コンピュータールームには誰も立ち寄らない時に、研究して見事に使いこなすのが主人公の一人だったりといったエピソードが続き、やがて宇宙計画には欠くことのできない人材となり、当然ながら差別意識も薄れていく。

 

その彼女たちのひとつの成果ともいえるのがアポロ11号の月面着陸でもあった。

米ソの宇宙レースの陰にはこんなエピソードがもっとあるのだろう。内幕はおろか成功したときにしか発表しないソビエトに至っては、もっと凄いエピソードがあると思われる。