dvconのブログ -54ページ目

dvconのブログ

ブログの説明を入力します。

間もなく今年の冬至が来る。

冬至というと当然一年で日照時間が一番短い日なのだが、日の入り時間は12月上旬のほうが早い。何故そんなことになるかというと日の出時間が冬至の日に一番遅くなるからだ。

因みに2023年だと日没の一番早い日は12月6日で16時27分41秒。冬至の22日は16時31分46秒となる。

夜が早く来るというイメージのある冬至だが、その日はすでに夕方の日照時間は伸びている。

とはいっても一年を通じて日照時間が短い季節なのは変わりない。

 

そんな夜長の季節は暖かい部屋で映画を観ていたい。できれば楽しく心も温まるような作品がいいだろう。やはり楽しい映画の代表というとアメリカンミュージカル映画だろうか。

「雨に唄えば」は個人的にミュージカル映画の最高傑作だと永年思っていた。最近ではその評価が一般的になっているようだ。近年は舞台化もされ、ステージ上に雨を降らせているという。

 

作家で映画好きの小林信彦の評価ではミュージカル映画の最高傑作に「バンド・ワゴン」を挙げている。

ショーを作り上げる過程を描いた映画なので、確かに音楽・歌・ダンスとそれぞれのシーンが極めてハイレベルな作品になっているが、どうしても名人芸のオンパレードのオムニバスのように見えてしまう。それがミュージカルだと言われれば反論は出来ない。

比較するのも愚の骨頂ながら、違いというと「雨に唄えば」は単純ではあるが一応映画的ストーリーがあることだ。

トーキー初期の映画界に起きたドタバタを、歌とロマンスをからめてコメディー映画として結実させており、仮に歌やダンスシーンを取り除いても映画として成立するが「バンド・ワゴン」の場合ではそれはあり得ない。

 

当時としては当然だが、ほとんどをスタジオセットで撮影し、有名な雨の中で歌い踊るシーンをはじめとして、映画スター役のジーン・ケリーがファンにもみくちゃにされ、車をかき分けて走っている路面電車によじ登り反対側の車に飛び移るといったアクロバティックなシーンも、カット割り一回で撮ってしまう。そういうことが当時のスタジオでは難なく可能だった。またそれをスター自身が行えた時代だった。

 

当時のミュージカル界を代表するフレッド・アステアとジーン・ケリーだが、そのダンススタイルはかなり違いがある。

洗練された優雅さのアステアに対して、ケリーはダイナミックであり、先にも書いたようなアクロバットに近い動きで魅了する。それはスタイルの違いであり、どちらが上ということもないだろう。

 

ところでヒロインとなるデビー・レイノルズは「スターウォーズ」のレイア姫キャリー・フィッシャーのママとしても有名な女優で、映画のストーリーとしてはキンキン悪声のジーン・ヘイゲンの声の吹き替えをすることになりスッタモンダ起こるのだが、実際のヘイゲンは普通の声で、吹き替え部分も自身の声が使われているということだ。

しかもレイノルズの歌の何曲かは別の歌手が吹き替えているということのようで、一頃はヘイゲンが吹き替えていたという噂だったが、そうだったらオモシロかったね。