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ファミリーのドラマと言うと一般家庭の日常を描いたホノボノコメディーのような作品を思い浮かべそうだが、別の世界を扱ったジャンルを連想するようになるきっかけとなった作品が「ゴッドファーザー」だった。

以降ファミリーというと特殊な組織を指すようになってしまったようではあるが、日本では昔から○○一家という言い方があったので違和感はあまりないようだ。

映画「ゴッドファーザー」はマリオ・プーゾの原作に沿って作られた作品で、現実に起きたいくつかの事件をモデルにしている。

とりわけモデルバレバレだったのは、落ち目の歌手がドンに泣きついて映画の役をもらうエピソードだった。

落ち目の歌手はフランク・シナトラで、彼に似合った役ながら「あいつは俺の女を取りやがったから役なんかやるもんか」というのはコロンビア映画の社長ハリー・コーンで、その映画とは「地上より永遠に」そして取られた女というのはキム・ノヴァクだった。

コロンビア映画というと健全な作品が多いイメージだが、それとは裏腹に社長ハリー・コーンは業界でも有名な悪人だったようで、被害者多数のハリウッドで最も嫌われた男だったようだ。

そんな被害者やハリウッドの面々が居並ぶ、映画「ゴッドファーザー」のプレミア試写会では、ハリー・コーンが自分のベッドで目覚めるシーンで、ベッドに血だらけの愛馬の生首が入っているのを発見して大声で悲鳴を上げるシーンでは客席中が大喝采だったという。

そしてフランク・シナトラは無事役をもらえてアカデミー賞まで取ったというハッピーエンド?なのであった。

後日談として、小説「ゴッドファーザー」がベストセラーとなったある日、原作者マリオ・プーゾがレストランで食事していると偶然通りかかったフランク・シナトラが、オッサン舐めるんじゃねえぞと凄んだという事だった。