八つ当たりは空腹だから? | dvconのブログ

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寒い日には鍋料理が恋しくなる。材料を入れておけば自然とできてしまう手軽さもありがたい。温かいものを食べれば身体の内側から幸福感が広がっていくようにも感じられる。

前も書いたが美味しいものを食べると心も豊かになる。空腹だと気分も貧しくなってくる。良いことがあったときに美味しいもので更に満足感を高めるというのも良い演出法だろう。

 

前回チラリと触れたTVシリーズ「大草原の小さな家」にはこんなエピソードがある。

主人公の父親インガルスと見るからに大食漢な友人が出稼ぎからの帰り道に、自分たちへのご褒美として金持ちのような贅沢で美味しいものを食べようと町のレストランへ入る。

豪華な造りの建物に圧倒されながらメニューを開くが、外国語なので訳が分からず一番上のものを注文する。

どんなご馳走が出てくるのかと期待にワクワクしていると、運ばれてきた料理を見て「おい、これカタツムリじゃないか」と驚く。

ウエイターは「はいさようで、エスカルゴ、かたつむりでございます」

ふたりはムシャムシャとつまらなそうに食べながら大食漢が「なぁ、これが金持ちの食い物だったら、俺は金持ちになんかならなくていいよ」

 

「大草原の小さな家」は200話以上も長く続いたシリーズで、小さな女の子だった主人公ローラたちの成長物語でもある。

ローラと姉メアリーの仲良し姉妹のエピソードを中心に話が進んでいくのだが、実は観ている時から何か違和感に似たものを感じていた。それは仲良し姉妹の二人にどこかヨソヨソしさのような雰囲気が感じられたからだった。子供たちなので演技力の問題だろうと思っていたのだが、後年あるインタビュー記事で納得がいった。

ローラのメリッサ・ギルバートとメアリーのメリッサ・スー・アンダーソンとは実際にはあまり仲が良くはなかったという事のようであった。その半面、ギルバートと雑貨屋の意地悪娘を演じたアリソン・アーングリンは、ドラマの設定とは逆に仲が良かったという。

 

ドラマの設定と俳優の人格を混同してしまう人は良くいるものだ。アーングリンは視聴者の嫌われ者になってしまったようで外出時に物を投げつけられたりしたという。

日本でも昔の子供向けドラマ「少年ジェット」の悪役を演じた高田宗彦が銭湯に行ったら子供に水をかけられたようだ。

どちらも子供の仕業だろうが、山口百恵の赤いシリーズで憎まれ役を演じた秋野暢子の家族は近所の商店から、娘の教育がなってないと言われて商品を売ってもらえなかったという。

ドラマに熱中する大人は微笑ましいものの、芝居と現実の区別がつかないというのはいささか困ったものだ。お腹が空いてたのかな?