【英語】ソフィーの世界 読了【多読】 | おっさんのひみつ ~グンマーの英語学習~

おっさんのひみつ ~グンマーの英語学習~

33歳から英語学習を開始したおっさんのひみつに迫る、英語上達完全マップによる学習の記録、でした。
グンマー、群馬サファリパーク、ニチアサキッズタイムとなんでもあり、そう思っていた時期が私にもありました。
あーさんとぽっさんに捧ぐ。

20年の時を越え、キャロラインからおっさんに流れ着いた「ソフィーの世界」。

394ページ16万6千語を32時間、正直つらかったっす。

●Sophie's World: A Novel About the History of Philosophy

評価:★(日本語で読みたい)

西洋哲学史の入門書として優れているのは確かだと思う。
哲学用語と英単語がリンクしないので、日本語で読みたかったな。
知見を広げるついでに英語多読、なんて甘かった。
学問を第二言語で履修するってのはやっぱ難しいと思うよ。

導入はまだよかった。
ソフィーへの手紙から始まる哲学の講義。
謎の哲学おじさんアルベルトは誰なのか、そして私は誰?
ソクラテスやプラトンといった哲学者の思想を追いつつ盛り上がる。

中盤はもうアレよ、昔の学研ひみつシリーズ的な?
難しい内容を先生が噛み砕いて説明して、たかし君が「フムフム」言ってる感じ?
そんな展開がダラダラダラダラ×2、ひたすら続いてツラい。
(最近の学研ひみつシリーズはタイアップ工場見学ばっかでロマンがない。面白いけど)

決定的なネタバレを経て終盤盛り上がるも、カタルシスはなし。
伏線的なものもなく、なんとなく終わるあたりは人生の儚さの表現か。(無理矢理)
思想・哲学は宗教と深く結びついていることを再認識しました。
多読としてはイマイチだけど、子供たちにおすすめしておきたい一冊。

次の多読ネタは横浜ビブレのブックオフ100円在庫次第!?
最近は英語学習より本業を頑張っています。
本業で英語をツールとして活用できればよいな。